特許

J-GLOBAL ID：200903084820171866

サスペンション制御装置

発明者： 草野 正博
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-272552
公開番号（公開出願番号）：特開平7-117435
出願日： 1993年10月29日
公開日（公表日）： 1995年05月09日
要約：

【要約】【目的】サスペンション制御装置においてローパスフィルタ処理による車体上下速度の算出を正確に行う。【構成】車両の停車中に各車輪位置での相対変化検出値XDi(i=FL,FR,RL,RR)に基づいて車体重量を判断し(ステップS1〜S3)、相対変化検出値XDiに基づいてローパスフィルタ処理におけるカットオフ周波数を選定する(ステップS4)。この選定されたカットオフ周波数に基づくローパスフィルタ処理によって車体上下加速度検出値X2i′′を積分して車体重量変化によるバネ上共振周波数の変化にかかわらず正確な車体上下速度X2i′を算出し(ステップS7)、この車体上下速度X2i′と相対変位に基づく相対速度XDi′とに基づいて車体の揺動を抑制するように減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を制御する(ステップS9〜S16)。

請求項（抜粋）：

バネ上上下加速度検出手段で検出したバネ上上下加速度をローパスフィルタ手段で積分してバネ上上下速度を算出し、当該バネ上上下速度に基づいてサスペンション特性を制御するようにしたサスペンション制御装置において、バネ上共振周波数の変化を検出するバネ上共振周波数変化検出手段と、該バネ上共振周波数変化検出手段で検出したバネ上共振周波数の変化に応じて前記ローパスフィルタ手段のカットオフ周波数を変更するカットオフ周波数変更手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。