特許
J-GLOBAL ID:200903084823855570

汚水浄化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167242
公開番号(公開出願番号):特開平6-285484
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】良好な処理水が継続、安定して得られると共に、洗浄水量を低減する小形の汚水浄化槽を提供する。【構成】汚水浄化槽28は嫌気濾床槽第1室33、第2室36、生物濾過槽4、処理水槽21、消毒槽37の順で配列され、嫌気濾床槽第1室上部に流量調整機能を有する容積部44を設け、嫌気濾床槽第1室の通過液を後段の嫌気濾床槽第2室36上部へ移送、流下させ、第2室底部から後段の生物濾過槽上部へ自然流下させ、生物濾過槽は粒状物14を収納した濾床を有し、上区画及び下区画を形成多孔部材45・16、18・19を水平横断的に設け、多孔部材16、19下方に散気部材15、20を設け多孔部材16、18間の洗浄排水排出管17から槽内処理水を嫌気濾床槽第1室へ洗浄排水として引き抜き、該生物濾過槽を下向流で流下した通過液は、生物濾過槽底部より処理水槽へ移り、上部から消毒槽へ至るようにしてから系外へ放流される。
請求項(抜粋):
槽内を仕切壁で仕切って複数の処理槽を形成し、これらの処理槽に被処理水を順次移流して浄化を行なう汚水浄化槽において、複数の処理槽は、嫌気濾床槽第1室、第2室、生物濾過槽、処理水槽、消毒槽の順で配列され、嫌気濾床槽第1室上部に流量調整機能を有する容積部を設け、嫌気濾床槽第1室の通過液を後段の嫌気濾床槽第2室上部へ移送させて流下させるとともに該第2室底部から後段の生物濾過槽上部へ自然流下させ、該生物濾過槽は粒状物を収納した濾床を有し、生物濾過層を間隔を設けて上下の2区画に分離して上区画および下区画を形成し、上区画及び下区画の上・下部に多孔部材を水平横断的に設けるとともに上区画及び下区画の底部の多孔部材下方に散気部材を各々設け、上下両区画を仕切る多孔部材間の洗浄排水排出管から槽内処理水を嫌気濾床槽第1室へ洗浄排水として引き抜き、そして該生物濾過槽を下向流で流下した通過液は、生物濾過槽底部より処理水槽へ移り、処理水槽上部から消毒槽へ至るようにしてから系外へ放流され、また、処理水槽には該槽内液を嫌気濾床槽第1室へ返送することを特徴とする汚水浄化槽。
IPC (2件):
C02F 3/00 ZAB ,  C02F 3/10 ZAB

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