特許
J-GLOBAL ID:200903084827894154

シールドコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300650
公開番号(公開出願番号):特開平10-144404
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 シールド筒とシールド層との導通状態の保持を確実にする。【解決手段】 シールド電線Wのシールド層13と金属シェル30とを接続部材40を介して導通接続するように構成する。この接続部材40は、筒状に形成され、シールド層13の内側へ挿入可能な押さえ受部41と、この押さえ受部41に一端部が連結されかつ他端部が金属シェル30の内周面に圧接される押さえ片42を備えて構成される。これにより、押さえ受部41をシールド層13の内側へ挿入した後、押さえ片42の他端部を撓ませると、テコ作用によってシールド層13が押さえ受部41と押さえ片42との間に強く挟み付けられ、もって絶縁層12の剛性の低下に拘らずシールド層13と金属シェル30との導通状態を保持できる。
請求項(抜粋):
芯線の外側にシールド層が被覆されるとともにその外側を絶縁被覆してなるシールド電線の端末部を収容可能なハウジングを備え、かつそのハウジング内には、前記シールド層よりも先端側へ突出した前記芯線を囲むようにシールド筒が配され、このシールド筒と前記シールド層とを導通接続させることにより前記芯線がシールドされる構成のものにおいて、前記シールド層と前記シールド筒とを導通接続する接続部材を設け、その接続部材が、前記芯線の絶縁被覆の外側であって、前記シールド層の内側に挿入される受部材と、導電性を有し、前記受部材に一端部が連結され、この連結点を支点としかつ他端部を作用点としたテコ作用によって前記シールド層を前記受部材との間に挟み付ける押さえ部材とを備えて構成されることを特徴とするシールドコネクタ。

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