特許
J-GLOBAL ID:200903084830729750

ノイズ低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234498
公開番号(公開出願番号):特開平5-076025
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 入力輝度信号のフィールド差信号を空間周波数成分に分けて、各成分毎にノイズ抽出を行うノイズリデューサにおいて、上記変換成分を用いて色差信号のノイズ低減率を制御し、色エッジ部での残像を抑えるようにする。【構成】 入力輝度信号とフィールドメモリ1からの出力との差を減算手段5で求め、フィールド差信号を得る。変換手段2でフィールド差信号を周波数成分に分け、非線形手段3で各成分毎にノイズ抽出を行う。抽出されたノイズを逆変換手段4で時間軸上に戻し、減算手段6で入力輝度信号から減算し、ノイズを除去する。動き判定手段9で変換手段2の出力より輝度信号の動きを検出し、色差信号ノイズ低減部における乗算手段11の乗数を変化させる構成とし、入力色差信号から減算されるノイズの量を動きに応じて制御することにより、動き部での色の残像を抑え、静止部におけるノイズを大幅に低減することが可能となる。
請求項(抜粋):
映像信号を遅延させる第1および第2の遅延手段と、第1の入力映像信号から前記第1の遅延手段の出力を減算する第1の減算手段と、前記第1の減算手段の出力を特徴成分に変換する変換手段と、前記変換手段の出力に非線形処理を施す非線形手段と、前記非線形手段の出力を映像信号に逆変換する逆変換手段と、前記第1の入力映像信号から前記逆変換手段の出力を減算して前記第1の遅延手段に入力する第2の減算手段と、前記変換手段の出力から映像信号の変化を判断して判定信号を出力する動き判定手段と、第2の入力映像信号から前記第2の遅延手段の出力を減算する第3の減算手段と、前記動き判定手段の出力と前記第3の減算手段の出力との乗算を行う乗算手段と、前記第2の入力映像信号から前記乗算手段の出力を減算して前記第2の遅延手段に入力する第4の減算手段とを備え、前記第2の減算手段または第1の遅延手段の出力信号を第1の出力映像信号とし、前記第4の減算手段または第2の遅延手段の出力信号を第2の出力映像信号とすることを特徴とするノイズ低減装置。
IPC (4件):
H04N 9/64 ,  H04N 5/21 ,  H04N 5/228 ,  H04N 9/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-079168
  • 特開昭64-071287

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