特許

J-GLOBAL ID：200903084846858355

感熱記録体

発明者： 山内 啓滋 ,  篠原 英明 ,  斉藤 修二
出願人/特許権者： 王子製紙株式会社
代理人 (1件)： 中本 宏 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-108431
公開番号（公開出願番号）：特開平5-278328
出願日： 1992年04月02日
公開日（公表日）： 1993年10月26日
要約：

【要約】【目的】 高白色度、高濃度でコントラストの高い記録を得ると共に、印画紙と同様の発色色調を有する感熱記録体を提供する。【構成】 合成紙の片面上に、融点164°Cの黒発色性ロイコ染料分散液(固形分40%)45部、融点182°Cの青発色性ロイコ染料分散液(固形分40%)1.5部、融点235°Cの赤発色性ロイコ染料分散液(固形分40%)0.5部、顕色剤分散液(固形分40%)100部、60%炭酸カルシウムスラリー30部、10%ポリビニルアルコール水溶液60部、SBRラテックス(固形分50%)24部、30%ステアリン酸亜鉛分散液17部、水55部を混合してなる感熱発色層塗料を乾燥後の塗工量が7.5g/m2 となるように塗工し、その保護層塗料を塗工した。さらに保護層と反対面に、塗工した後、スーパーカレンダー処理を行ない、感熱記録体を得た。

請求項（抜粋）：

支持体の少なくとも片面に、無色または淡色の電子供与性ロイコ染料、加熱により該ロイコ染料を発色させる有機酸性物質及び接着剤を主成分として含有する感熱発色層のロイコ染料として黒発色のロイコ染料と黒発色のロイコ染料の融点より高い融点を持つ青発色及び/又は赤発色のロイコ染料を含有する感熱記録体において、JIS P 8123に準じて測定した記録面の白色度が80%以上であり、かつ、JIS Z 8729に準じて測定した発色部の色調のa* 値が-2.0〜+10.0、b* 値が-8.0〜+2.0の範囲にあることを特徴とする感熱記録体。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭64-016682
  
• 特開昭59-002890
  
• 特開平1-210384