特許

J-GLOBAL ID：200903084850538420

炭素炭素複合材料からなる高摩擦係数を持つブレーキ材料

発明者： 高畠 稔 ,  山内 宏 ,  岡本 久夫
出願人/特許権者： 株式会社ペトカ ,  日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 穣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-352198
公開番号（公開出願番号）：特開平6-173985
出願日： 1992年12月10日
公開日（公表日）： 1994年06月21日
要約：

【要約】【目的】 高(動)摩擦係数を有し、かつ摩粍が少ない利点を持つ炭素炭素複合材料からなるブレーキ材料。【構成】 ?@ブレーキ材料の炭素繊維体積含有率が30〜65容積%、炭素繊維原料のX線による結晶子寸法Lc (002)10nm以上、伸長弾性率40×103 kgf/mm2 以上、熱伝導率110kcal/m・hr・k以上のブレーキ材料。?A炭素繊維がピッチ系炭素繊維である点。?B摩擦係数が、炭素鋼の平滑な平面に対して相対すべり速度2.5〜25.0m/秒で測定した時に、0.25〜0.60である点。?C炭化時の最高温度が1950°C以上で得た炭素繊維を強化材とし、石油系ピッチ、石炭系ピッチ、フェノール樹脂又はフラン樹脂の材料をマトリックス炭素前駆体として得られた炭素成形物を最高温度700〜1500°Cで炭化して得られた点。

請求項（抜粋）：

ブレーキ材料の炭素繊維体積含有率が30〜65容積%であり、ブレーキ材料を構成する炭素繊維原料のX線による結晶子寸法Lc (002)が10nm以上、かつ伸長弾性率が40×103 kgf/mm2 以上、室温測定時の熱伝導率が110kcal/m・hr・k以上であることを特徴とする、高摩擦係数を持つ低摩粍量の炭素炭素複合材料からなるブレーキ材料。

IPC (4件)：

F16D 69/02 ,  C08J 5/14 ,  C09K 3/14 ,  D01F 9/155

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特開昭63-051432
  
• 特開平4-224327
  
• 特開平4-316612
  
• 特開昭62-119289
  
• 特開平2-057733