特許
J-GLOBAL ID:200903084851563533

立体刺繍用ミシンの絡み防止金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-184359
公開番号(公開出願番号):特開2003-003363
出願日: 2001年06月19日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 立体刺繍では、被刺繍物の下に様々な長さの刺繍ループを形成する必要があるが、刺繍ループ同士が絡み合ったり、刺繍ループが支持棒に引っ掛ったり、刺繍針が刺繍ループ内に侵入してしまうといった干渉が起きない立体刺繍用ミシンの絡み防止金具を提供する。【解決手段】 被刺繍物14の下面部に、最奥頂部が刺繍針に対応する略三角形状の切欠部24を有する絡み防止金具16を設けている。このため、被刺繍物14の送りピッチ毎の移動に伴って、切欠部24の斜辺部が既設の刺繍ループLを押し退け、切欠部24の最奥頂部が被刺繍物14の刺繍ループLの新たな形成位置に順次対応する。これにより、刺繍ループLの形成が切欠部24の最奥頂部に対応する位置で既設の刺繍ループLに邪魔されず、刺繍ループL同士の絡み合いなどの干渉がなくなる。
請求項(抜粋):
ストックボビンからの刺繍糸を通す刺繍針と、この刺繍針に対向状態に設けられ、内部に被刺繍物を張った刺繍保持枠と、縫製操作時に、前記刺繍針を駆動して前記被刺繍物を刺し通し、前記刺繍針が下死点に到達する毎に、前記刺繍糸により二本重ねの刺繍ループを連続的に形成する針駆動機構と、前記刺繍保持枠を所定のプログラムに基づいて平面上で前後左右に移動させるとともに、前記平面に対して垂直方向に変位させて種々の長さ寸法の刺繍ループを形成することにより前記被刺繍物に立体刺繍物を造形する三次元送り機構と、前記被刺繍物の下面部に沿うように設置され、最奥頂部が前記刺繍針に対応する略三角形状の切欠部を有する刺繍支持部とを備え、前記被刺繍物の左右方向の送りピッチ毎の移動に伴って、前記切欠部の斜辺部が既設の刺繍ループを前記切欠部の外部に排除した状態で、前記最奥頂部が前記被刺繍物の刺繍ループの形成位置で前記刺繍針を受けることを特徴とする立体刺繍用ミシンの絡み防止金具。
IPC (2件):
D05C 15/14 ,  D05C 15/08
FI (2件):
D05C 15/14 ,  D05C 15/08

前のページに戻る