特許
J-GLOBAL ID:200903084855794343

分散給電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-125944
公開番号(公開出願番号):特開2006-254694
出願日: 2006年04月28日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】変動要因の大きい自然エネルギー系電力と深夜電力や燃料電池等の安定電力とを組み合わせて、ほぼ100%に近い使用率で共通に利用される電子変圧器を介して負荷に安定電力を供給する。【解決手段】風力発電装置、太陽光発電装置および燃料電池のうちの少なくとも1つと、蓄電池と、商用交流電源とを用いて、交流専用負荷への分散給電を行う分散給電システムであり、風力発電装置、太陽光発電装置および燃料電池は各々の定格電力電圧が蓄電池の定格電圧に統一された直流電力源となっており、蓄電池が直流電力源により満充電に達するまで、蓄電池の満充電時もしくは商用交流電源の停電時、蓄電池の放電進行時、夜間・深夜電力供給時間帯、軽負荷時で蓄電池が満充電に近く且つ商用交流電源が停電でないときに、それぞれ所定の交流専用付加への電力供給、燃料電池からの電力補給、蓄電池の充電、商用交流側への逆潮流を行う。【選択図】図7
請求項(抜粋):
風力発電装置、太陽光発電装置および燃料電池のうちの少なくとも1つと、蓄電池と、商用交流電源とを用いて、双方向DC-DCコンバータおよび二巻線電子変圧器を経由してもしくは経由しないで交流専用負荷への分散給電を行う分散給電システムであって、 風力発電装置、太陽光発電装置および燃料電池は各々の定格電力電圧が蓄電池の定格電圧に統一された直流電力源となっており、 二巻線電子変圧器は交・直流両用で2つの双方向入出力端子を有し、且つ高周波変圧器とその蓄電池側および負荷側に設けられた変復調半導体スイッチとを有しており、 当該二巻線電子変圧器の一方の双方向入出力端子は直流電力源の出力側に接続され、他方の双方向入出力端子は商用交流電源と交流専用負荷との間をT字型に接続しており、 蓄電池が直流電力源により満充電に達するまでは商用交流電源からの交流電力を双方向DC-DCコンバータおよび二巻線電子変圧器を経由しないで交流専用負荷へ供給し、 蓄電池の満充電時もしくは商用交流電源の停電時には、直流電力源および蓄電池からの直流電力を双方向DC-DCコンバータの半サイクル正弦波変調により単相全波整流波形に変換した後、二巻線電子変圧器の高周波変圧器の蓄電池側に設けられた変復調半導体スイッチを構成する2個または2対の単方向半導体スイッチの高周波変調位相を商用周波数の半サイクル毎に交互に逆転し、二巻線電子変圧器の高周波変圧器の負荷側に設けられた変復調半導体スイッチにより復調して正弦波交流出力を取り出して交流専用負荷へ供給し、 蓄電池の放電進行時には燃料電池から電力補給を行い、 夜間・深夜電力供給時間帯には商用交流電源からの交流電力を交流専用負荷へ供給するとともに、二巻線電子変圧器の有する双方向性および交・直流変換機能ならびに双方向DC-DCコンバータの充電時の昇圧型高力率整流動作を併用して蓄電池の充電を行い、 軽負荷時で蓄電池が満充電に近く且つ商用交流電源が停電でないときは直流電力を二巻線電子変圧器のエネルギー双方向伝送特性によって交流に変換し、商用交流電源側に自動的に位相同期して逆潮流させるようになっていることを特徴とする分散給電システム。
IPC (1件):
H02J 3/38
FI (1件):
H02J3/38 G
Fターム (6件):
5G066CA09 ,  5G066DA08 ,  5G066HB06 ,  5G066HB07 ,  5G066HB09 ,  5G066JB03
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 電源電力供給総合管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-167005   出願人:住友電気工業株式会社
  • 特開平3-226233
  • エネルギ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-106774   出願人:レームプロパティズビーブイ
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