特許
J-GLOBAL ID:200903084857606706

GPS受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166689
公開番号(公開出願番号):特開平8-029517
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 制御系の周波数帯域幅を狭くなって、その同期精度が向上し、当該GPS受信装置が搭載された自動車などの移動速度と方位を正確に計測する。【構成】 アンテナ11、受信処理部12からの中間周波信号からスペクトラム逆拡散処理部13で疑似雑音信号に対する復調を行う。発振器20でドップラーシフト周波数と同じ周波数の正弦波を発生し、この信号とスペクトラム逆拡散処理部13からの復調信号とをドップラーシフト周波数除去部14で乗算して、ドップラーシフト周波数成分を除去する。この残留ドップラーシフト周波数を位相差検出部18で位相差として検出し、周波数制御部19において位相差がゼロになるように制御する。この場合、残留ドップラーシフト周波数はオフセット周波数の演算誤差のみとなり、その制御系の周波数帯域幅が狭くなる。この後、データ復調部15、受信位置演算部16を通じて速度/方向データを出力する。
請求項(抜粋):
GPS衛星からの電波を受信した受信信号から疑似雑音信号に対する復調を行うスペクトラム逆拡散処理手段と、このスペクトラム逆拡散処理手段からのドップラーシフト周波数と同一周波数の正弦波を発生する発振手段と、前記スペクトラム逆拡散処理手段からの信号と前記発振手段からの発振信号との乗算によるドップラーシフト周波数成分を除去した残留ドップラーシフト周波数を得るドップラーシフト周波数除去手段と、残留ドップラーシフト周波数を位相差として検出する位相差検出手段と、前記位相差検出手段で検出した位相差がなくなる周波数で発振するように前記発振手段を制御する周波数制御手段とを備えることを特徴とするGPS受信装置。
IPC (3件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 ,  H04B 1/16

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