特許
J-GLOBAL ID:200903084863689214

目標運動解析装置および解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288619
公開番号(公開出願番号):特開平5-126951
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】目標の運動諸元の変更に対処でき、また運動諸元の予想値の利用に対応し得るとともに、観測船の針路変更に伴う方位誤差の増大に対処できる目標運動解析装置および解析方法を提供する。【構成】カルマンフィルタを用いた目標運動解析装置において、カルマンフィルタの演算処理時に、状態ベクトルから得られる推定方位と観測方位との差である残差と、共分散行列の要素の一つである方位分散との関係を演算し所定の検定基準により検定する手段13および15と、検定結果により状態ベクトルおよび共分散行列を初期化する手段15と、観測方位に含まれる誤差の大きさに対応して観測方位の予想分散値を切り替える手段5を備えることを特徴とする。【効果】目標の運動諸元変更を検知もしくは看破でき、運動諸元変更後もさらに継続して目標運動解析を実施できる。また、目標運動諸元のいずれかの値が予想可能のとき、これを利用して解析性能を向上させることができる。さらに、観測船の針路変更時における方位観測装置の性能劣化の悪影響も最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
運動物体である目標の運動諸元に対して状態ベクトルを定義し、この状態ベクトルとこれに対する共分散行列とを、逐次観測される目標方位および目標方位観測時の観測者の位置座標に基づいて更新することにより、該目標の距離、針路、速力を解析しその結果を出力表示する目標運動解析装置において、演算処理時に状態ベクトルから得られる推定方位と観測方位との差である残差と共分散行列の要素の一つである方位分散との関係を演算し所定の検定基準により検定する手段と、検定結果により状態ベクトルおよび共分散行列を初期化する手段と、観測方位に含まれる誤差の大きさに対応して観測方位の予想分散値を切り替える手段を備えることを特徴とする目標運動解析装置。
IPC (4件):
G01S 15/02 ,  G01S 7/32 ,  G01S 13/66 ,  G01S 15/66
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-028704
  • 特開平2-028705

前のページに戻る