特許
J-GLOBAL ID:200903084867289660

蒸発燃料制御装置付内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227562
公開番号(公開出願番号):特開平6-074069
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】内燃機関において、蒸発燃料の吸気系への吸入による影響を回避した空燃比制御を行う。【構成】定常状態で空燃比センサの出力の反転を所定回数行わせた後 (S21〜S26) 、反転時における空燃比フィードバック補正係数αと基準値1との偏差Δαを平均化し (S27,S28) 、前回までの学習値αL に前記偏差ΔαM を所定割合Ka 乗じた値を加算した値で学習値αL を修正し (S29,S30) 、該修正した学習値αL を、基本燃料噴射量TP とパージ制御弁の開度制御値PAとで割り付けられた学習マップの対応する領域に記憶更新する。前記学習マップより検索した学習値を用いて空燃比の制御値を設定することにより蒸発燃料の吸入による影響を回避した空燃比制御が行われる。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の蒸発燃料を一時的に蓄え、該貯留された蒸発燃料を所定の機関運転条件で機関の吸気系に吸入量を制御しつつ吸入させる蒸発燃料制御装置を備えると共に、機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、機関に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、検出された機関運転状態に基づいて空燃比の基本制御値を設定する空燃比基本制御値設定手段と、検出された空燃比を目標値に近づけるように空燃比の制御値を増減補正するための空燃比フィードバック補正値を設定する空燃比フィードバック補正値設定手段と、運転領域毎に前記空燃比の基本制御値を補正するための学習値を記憶した空燃比学習値記憶手段と、前記運転領域毎に空燃比フィードバック補正値の収束時の平均値を基準値と比較し、該平均値と基準値との偏差を減少する方向に前記空燃比学習値記憶手段に記憶された対応する運転領域の学習値を修正して更新する空燃比学習値更新手段と、設定された空燃比の基本制御値を対応する機関運転領域の学習値で補正した値を前記空燃比フィードバック補正値で補正して最終的な空燃比制御値を設定する空燃比制御値設定手段と、を備えた蒸発燃料制御装置付内燃機関の空燃比制御装置において、前記空燃比学習値記憶手段の学習値が記憶される運転領域を決定するパラメータとして機関の負荷と前記吸気系への蒸発燃料の吸入量の制御値とを含む構成としたことを特徴とする蒸発燃料制御装置付内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 340 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭60-065245
  • 特開昭61-112755
  • 特開昭63-041632
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