特許
J-GLOBAL ID:200903084868688364

システム信頼性評価方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-088590
公開番号(公開出願番号):特開2004-297941
出願日: 2003年03月27日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】無停電電源部分を含む電力供給システムの定量的な信頼性評価を可能にすること。【解決手段】交流部分の解析結果保持部11及び無停電電源部分の解析結果保持部12に保持されている結果からシステム全体の解析実行部14によりシステムとしての最終出力に着目した分類の状態毎に定常状態確率及び遷移率を求め、得られた結果をシステム全体の解析結果保持部15に保持し、該保持されている定常状態確率、遷移率及び状態の分類と、蓄電池保持時間、瞬停発生率及び再起動時間保持部13に保持されている蓄電池保持時間、瞬停発生率及び負荷の再起動時間とから不稼働率算出部16で各状態毎の不稼働率を所定の数式で求めて和をとる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
商用電源又は自家用発電機からの交流電力を整流器で整流し、その直流電力もしくは蓄電池からの直流電力をインバータで交流に変換して負荷に供給する電力供給システムの信頼性を計算機を用いて評価する方法であって、 前記電力供給システムを、整流器に交流電力を供給する直前までの交流部分とそれ以降の無停電電源部分とに分け、交流部分と無停電電源部分とを独立にモデル化し、交流部分の状態は、 (イ)商用電源電力給電中、 (ロ)発電機電力給電中、 (ハ)電力途絶、 の3つに分類し、無停電電源部分の状態は、 (a)インバータからもバイパスからも電力供給可能、 (b)インバータからは供給可能でバイパスからは不可能、 (c)インバータからは供給不可能でバイパスからは可能、 (d)インバータからもバイパスからも供給不可能、 の4つに分類し、各部分の各状態における定常状態確率及び各状態からの遷移率を求めておき、 これらを前記の分類とともに計算機の記憶部に保持させ、 前記保持した各部分の定常状態確率、遷移率及び状態の分類から、システム全体の定常状態確率、遷移率及び状態の分類を計算機の演算部で求め、 前記求めたシステム全体の定常状態確率、遷移率及び状態の分類に、蓄電池保持時間及び瞬停の発生頻度を考慮して、各状態に対応するシステム不稼働率を計算機の演算部で求め、 前記求めた各状態に対応するシステム不稼働率を計算機の演算部で加算して電力供給システムの不稼働率を算出する ことを特徴とするシステム信頼性評価方法。
IPC (3件):
H02J9/08 ,  H02J9/02 ,  H02J9/06
FI (3件):
H02J9/08 ,  H02J9/02 Z ,  H02J9/06 504B
Fターム (6件):
5G015FA16 ,  5G015GA07 ,  5G015GA17 ,  5G015JA32 ,  5G015JA33 ,  5G015JA59

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