特許
J-GLOBAL ID:200903084870541141
ネッティング処理装置、ネッティング処理方法およびネッティング処理プログラム
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-299858
公開番号(公開出願番号):特開2007-109043
出願日: 2005年10月14日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】支払期日が異なる複数の債権にネッティングを行うとき、当該債権以外に新しい債権を作ることなく相殺効果をもたらす。【解決手段】原簿320から所定の二者間の債権である二者間債権330を抽出する二者間債権抽出部311と、二者間債権330に基づき債権を相殺し二者間相殺債権331を作成する二者間債権相殺部313と、二者間債権データ330のうち、債権者および債務者の組み合わせが二者間相殺債権データ331と異なる債権データを削除する。また、債権者および債務者の組み合わせが二者間相殺債権データ331と同じ債権データについて、各債権データの評価値の和が、相殺した評価値と同じになるよう各債権データにおける評価値を減少させて二者間債権330の再設定を行う二者間債権再設定処理部315とを含む構成とした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の債権データのネッティング処理を行うネッティング処理装置であって、
前記債権ごとに、当該債権における債務者、債権者、支払額および支払期日を示した債権データを含む原簿を格納する記憶装置から、前記原簿の債権データを読み込んで、前記ネッティング処理装置の記憶部に記憶する原簿読み込み処理部と、
前記記憶部の原簿の債権データから、所定の二者を債権者および債務者とする債権データである二者間債権データを抽出し、前記記憶部に記憶する二者間債権抽出部と、
前記抽出した二者間債権データに含まれる債権データそれぞれについて、当該債権データにおける支払期日に基づき、前記支払額の評価値を算出し、前記記憶部に記憶する評価値算出部と、
前記算出した評価値を、前記各債権データの債権債務関係に基づき相殺し、前記相殺結果における評価値、債権者および債務者を示した二者間相殺債権データを作成し、前記記憶部に記憶する二者間債権相殺部と、
(1)前記記憶部の二者間債権データに含まれる債権データのうち、債権者および債務者の組み合わせが前記二者間相殺債権データにおける債権者および債務者の組み合わせと逆になっている債権データを削除し、
(2)前記記憶部の二者間債権データに含まれる債権データのうち、債権者および債務者の組み合わせが前記二者間相殺債権データにおける債権者および債務者の組み合わせと同じ債権データについて、前記各債権データの評価値の和が、前記二者間相殺債権データの評価値と同じになるよう、前記記憶部の各債権データの評価値を更新し、
(3)前記更新した評価値および当該債権データにおける支払期日に基づき、前記記憶部の各債権データにおける支払額を逆算し更新する
二者間債権再設定処理部と、
を備えることを特徴とするネッティング処理装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F17/60 426
, G06F17/60 208
, G06F17/60 234C
引用特許:
前のページに戻る