特許
J-GLOBAL ID:200903084871202707

冷間鍛造性に優れた線材および棒鋼並びにそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101085
公開番号(公開出願番号):特開平9-287056
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 熱間圧延ままで冷間加工率が高くなってもフェライトとパーライトとの境界で割れが発生せず、且つ変形抵抗が小さい条件を決定する。【解決手段】 重量% で、C :0.05〜0.40% 、Si:0.3 〜3.0%、Mn:0.3 〜3.0% を含有し、選択元素として更に、Cr:2.0%以下、Mo:0.5%以下、Ni:1.0%以下Ti:0.3 % 以下、Nb:0.3 % 以下V :0.3 % 以下から少なくとも1種を含有し、残部:Feおよび不可避不純物よりなる鋼片を熱間圧延して棒鋼または線材にし、次いで、棒鋼または線材を10°C/ sec 以上の冷却速度で冷却することにより棒鋼または線材の金属組織を、体積率で3 〜20% の残留オーステナイトおよび3 〜70% のフェライトで残部をベイナイトおよび/またはマルテンサイトにする。【効果】 自動車部品その他機械部品等の製造時に軟化焼鈍を省略でき、冷間での強加工時の工具寿命を延長できるので、省エネ及びコスト低減に寄与する。
請求項(抜粋):
C :0.05〜0.40wt.%、Si:0.3 〜3.0wt.% 、および、Mn:0.3 〜3.0 wt.%を含有し、残部:Feおよび不可避的不純物よりなる化学成分組成を有し、且つ、金属組織が体積率で3 〜20% の残留オーステナイトおよび3 〜70%のフェライトで残部がベイナイトおよび/またはマルテンサイトよりなることを特徴とする冷間鍛造性に優れた線材および棒鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/50
FI (4件):
C22C 38/00 301 Y ,  C21D 8/06 A ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/50

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