特許
J-GLOBAL ID:200903084884336354

氷床掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113514
公開番号(公開出願番号):特開平7-301081
出願日: 1994年04月30日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 被掘削氷床に透水性の層があっても、掘削孔底部へ潤滑液を効率的に供給することができる氷床掘削機を提供する。【構成】 掘削孔209の底部に掘削機Dが到達すると、コアバレル1が回転し、その先端のカッター部12がこれを円環状に掘削し、円柱状に切り出されるコア(氷柱)C1がコアバレル1内に進入する。上昇するコアC1の頂面は可動ディスク151から突出した脚部157bに当たってこれを押し上げ、排出通路156を塞いでいたバルブ部157が上方へ移動し、液室152に貯留されている潤滑液Lがコアバレル1の下側の掘削部へ排出される。可動ディスク151はその後コアC1に押し上げられて、コアバレル1内を上昇する。上述の排出された潤滑液Lは、また、コアC1とコアバレル1内面との摩擦を減じ、その折損を防ぐ。
請求項(抜粋):
下端部にカッター部を備えたほぼ円筒形状をなし、掘削面に対して軸線周りに回転することによりその掘削面を円環状に掘削し、この掘削によって円柱状に切り出されたコアが下端側より内側中空部に進入させられるコアバレルと、このコアバレルに接続されてこれを回転させるバレル駆動部と、を含む氷床掘削機であって、前記コアバレル内にその軸線と平行な方向に移動可能に嵌合され、その上側に潤滑液用の液室を形成する可動底部材と、その可動底部材に形成され、前記液室に収容された潤滑液を下方へ排出する排出通路と、その排出通路を閉鎖及び開放するように設けられ、その排出通路を閉塞した状態で前記液室に潤滑液を貯留し、潤滑が必要な状態でその排出通路を開く開閉機構と、を含むことを特徴とする氷床掘削機。
IPC (2件):
E21B 25/00 ,  G01N 1/08

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