特許
J-GLOBAL ID:200903084885826800

ダブルデッキエレベータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-028955
公開番号(公開出願番号):特開平9-221277
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】上下の乗りかご間隔が固定されているダブルデッキエレベータで階毎の階高の違いに対応する制御装置を提供すること。【解決手段】例示のビルでは、1階と10階の階高が他の階より高い。ダブルデッキエレベータの上下かごは、その他の階では同時にサービス可能であるが、1階,10階に下かごがサービスするときの上かご、および2階,11階に上かごがサービスするときの下かごは、床位置に対しずれた位置に乗りかごがあるため、戸開することができない。同時サービス可否記憶手段は、この階高(階床ピッチ)の不揃いに対応する同時サービスの可否を記憶する。割当て制御では、この同時サービスの可否を一つの判断材料として、ダブルデッキエレベータの割当てを行う。
請求項(抜粋):
上下に連接された二つの乗りかごを備えたダブルデッキエレベータと、各階からの乗客の利用要求を受け付けるホール呼び手段と、前記ホール呼び手段の信号に対してサービスする前記ダブルデッキエレベータを決定する割当て手段と、割当て手段の出力に基づいて前記ダブルデッキエレベータを運行する制御手段とを備えたダブルデッキエレベータの制御装置において、上下の一方のかごが戸開可能位置に停止しているときの、他方のかごの戸開の可否を記録した同時サービス可否記憶手段を備え、前記割当て手段が前記ホール呼び手段からの連続する2階床の呼び信号の割当てに対し、前記同時サービス可否記憶手段のデータを用いて割当て方法を変更することを特徴とするダブルデッキエレベータの制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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