特許

J-GLOBAL ID：200903084885933909

熱可塑性樹脂組成物のレーザーマーキング用の銅塩

発明者： レイン・モールラス・フェイバー ,  セオドラス・ランベルタス・ホウクス ,  アンドレ・エー・ヴォルカース
出願人/特許権者： ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
代理人 (1件)： 生沼 徳二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-209827
公開番号（公開出願番号）：特開平8-187951
出願日： 1995年08月18日
公開日（公表日）： 1996年07月23日
要約：

【要約】【課題】 レーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物、それらの製造法及びレーザーマークを付された製品の製造法。【解決手段】リン酸銅、硫酸銅、塩基性リン酸第二銅及びチオシアン酸銅のような銅塩を含有するレーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物が提供される。該銅塩は好ましくは熱可塑性樹脂組成物の約0.1ないし5重量部の範囲の割合で添加されかつ好ましくは10μmより小さい粒度をもつ。本発明のレーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物は肉眼で明確に認め得るかつ別々に見分け得る領域、好ましくは少なくとも10-20のデルタE値だけ基剤材料とは異なる全色差、を与えるようにレーザーマークを付すことができる。

請求項（抜粋）：

つぎの成分:(a)レーザーマーキングに適する少なくとも一種の熱可塑性樹脂組成物;及び(b)リン酸銅、硫酸銅、塩基性リン酸第二銅及びチオシアン酸銅からなる群から選んだ少なくとも一種の銅塩、たゞし該銅塩はレーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物に可視スペクトルの範囲外のレーザー光を吸収させるに足る割合、すなわち該組成物の該レーザー光を吸収する部分が肉眼で明確に認め得るかつ別々に見分け得る色をもつようになる割合で存在するものとする;を含有してなるレーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物。

IPC (3件)：

B41M 5/26 ,  C08K 3/24 KAF ,  C08L101/00