特許
J-GLOBAL ID:200903084890593962

デイーゼルエンジンの排気ガス再循環制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-154903
公開番号(公開出願番号):特開平5-001628
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】アイドルアップ時に吸入空気が不足した状態で燃料噴射が行われたり、吸気圧力が低下したりしても、適正量でEGRを行う。【構成】排気ガス再循環制御装置のCPUは、非アイドル時にアクセル開度とエンジン回転数とに応じた燃料噴射量をディーゼルエンジン2に供給し、アイドル時に目標回転数となるように燃料噴射量をフィードバック制御する。アイドルアップ時、CPUは、非アイドル時のガバナパターンを用いて燃料噴射量とエンジン回転数とからアクセル開度を逆算し、同アクセル開度とエンジン回転数とに基づき非アイドル時に相当する推定吸入空気量を算出する。CPUは、実際のアクセル開度とエンジン回転数とに基づいて実吸入空気量を算出する。そして、推定吸入空気量に対し実吸入空気量が少なくなる程、通常アイドル時のEGRバルブ55の開度を減少させてアイドルアップ時のEGRバルブ55の開度とする。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの吸気系に設けられ、アクセルペダルの踏み込みに連動する吸気絞り弁と、前記吸気絞り弁の開度を検出するアクセル開度検出手段と、前記ディーゼルエンジンへの燃料噴射量を調整することにより、同ディーゼルエンジンの回転数を調整する燃料噴射量調整手段と、前記ディーゼルエンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、非アイドル時には、アクセル開度とエンジン回転数とをファクタとしてディーゼルエンジンの燃料噴射量を求めるためのガバナパターンを用いて、前記アクセル開度検出手段によるアクセル開度と、前記回転数検出手段によるエンジン回転数とに応じて前記燃料噴射量調整手段を制御し、アイドル時には、前記回転数検出手段によるエンジン回転数が、前記運転状態検出手段によるディーゼルエンジンの運転状態に応じた目標回転数となるように前記燃料噴射量調整手段を制御する燃料噴射量制御手段と、前記ディーゼルエンジンの排気系と吸気系とを連結する排気再循環経路に配設され、排気ガスの一部を前記吸気系に還流させる流量制御弁と、前記回転数検出手段によるエンジン回転数と前記燃料噴射量制御手段による燃料噴射量とに応じて前記流量制御弁の開度を制御する開度制御手段とを備えたディーゼルエンジンの排気ガス再循環制御装置において、アイドルアップ時に、非アイドル時のガバナパターンを用いて、前記燃料噴射量制御手段による燃料噴射量と前記回転数検出手段によるエンジン回転数とからアクセル開度を逆算し、このアクセル開度と前記エンジン回転数とに基づき非アイドル時に相当する吸入空気量を算出する推定吸入空気量算出手段と、アイドルアップ時に、前記アクセル開度検出手段による実際のアクセル開度と、前記回転数検出手段によるエンジン回転数とに基づいて実際の吸入空気量を算出する実吸入空気量算出手段と、前記推定吸入空気量算出手段による推定吸入空気量に対し、前記実吸入空気量算出手段による実吸入空気量が少なくなる程、前記開度制御手段による通常アイドル時の流量制御弁の開度を減少させて、アイドルアップ時の流量制御弁の開度とする開度補正手段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンの排気ガス再循環制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/07 570 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/16

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