特許
J-GLOBAL ID:200903084904021070

紙幣判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190137
公開番号(公開出願番号):特開平8-036662
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 高精度の紙幣判別処理を高速で行うことができるようにする。【構成】 光学手段は、紙幣の一面をスキャンし、各画素ごとに、前記紙幣の濃淡に応じた多値データを出力する。外形検出手段は、前記多値データに基づいて前記紙幣の外形を検出する。演算手段は、前記紙幣の多値データの値を、複数の隣接した画素ごとに演算(例えば、加算または平均化)する。作成手段では、前記演算によって得られた各値をデータ要素とする、前記紙幣の読取りデータパターンを作成する。基準データパターン格納手段には、各金種の真正の紙幣ごとに、前記読取りデータパターンの2倍の分解能のデータ要素からなる基準データパターンが格納されている。位置合わせ手段は、前記外形検出手段によって検出された外形に基づいて、前記読取りデータパターンを基準データパターンに対して位置合わせする。判別制御部は、位置合わせした前記読取りデータパターンと前記基準データパターンとの相関値マッチングを行う。
請求項(抜粋):
投入された紙幣の一面を光学的にスキャンし、各画素ごとに、前記紙幣の前記面の濃淡に応じた多値データを出力する光学手段と、前記多値データに基づいて前記紙幣のエッジを検出することによって、該紙幣の外形を検出する外形検出手段と、前記紙幣の前記多値データの値を、複数の隣接した画素ごとに演算する演算手段と、前記演算手段によって得られた各値をデータ要素とする、前記紙幣の読取りデータパターンを作成する作成手段と、各金種の真正の紙幣ごとに、前記読取りデータパターンの2倍の分解能のデータ要素からなる基準データパターンを格納した基準パターン格納手段と、前記外形検出手段によって検出された外形に基づいて、前記読取りデータパターンを前記基準データパターンに対して位置合わせする位置合わせ手段と、前記位置合わせ手段によって位置合わせした前記読取りデータパターンと前記基準データパターンとの間で、相関値マッチングを行うことによって、前記投入された紙幣を判別する判別制御部とを具備した紙幣判別装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • パターン認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-330934   出願人:ローレルバンクマシン株式会社
  • 特開平4-227367
  • 特開平4-227367

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