特許
J-GLOBAL ID:200903084912254148

密閉形電動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243151
公開番号(公開出願番号):特開平6-093969
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 シリンダ,ピストン間の隙間を可能な限り小さく設定して容積効率の低下を防止し、かつ、シリンダ,ピストン間の摺動部に対して給油潤滑を充分行える構造とし高効率,高信頼性を維持した密閉形電動圧縮機を提供する。また、戻り冷媒ガスの過熱防止を図って圧縮機の効率を改善するとともに、シリンダ,ピストン間の間隙部の潤滑を効果的に行う。【構成】 クランク軸の回転に伴って給油路を上昇しクランク軸上端部から圧縮機部に降りかけられた冷凍機油の一部を弁座板8の吸込ガス穴8aへ導くように吐出弁板9もしくは弁座板8の吸込ガス穴9a,8aと外周を連通する油導入路9c,8cを形成した。また、密閉容器に設けてある吸込パイプの密閉容器内部の突出部に、円筒形の一部に複数の切欠き穴を有する合成樹脂製カール部材の一端を遊合させ、他端を吸込サイレンサの開口部内に挿入した。
請求項(抜粋):
冷凍機油を貯溜した密閉容器内に、電動機部と、この電動機上部に回転軸を介して連結する圧縮機部とを、回転軸心を垂直方向にして配設し、前記回転軸内に穿孔された給油路の開口部となる当該回転軸下端部を冷凍機油中に浸漬してなる密閉形電動圧縮機において、前記回転軸の回転に伴って給油路を上昇し回転軸上端部から前記圧縮機部に振りかけられた冷凍機油の一部を、前記圧縮機部の弁座板の吸込ガス穴へ導く手段を設けたことを特徴とする密閉形電動圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/00 107 ,  F04B 39/02

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