特許
J-GLOBAL ID:200903084915476435

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299807
公開番号(公開出願番号):特開平8-156252
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 フレキシブルプリントケーブルと圧電素子との接合強度を向上させるとともにショートを防止する。【構成】 ノズルプレート3の上面かつ加圧室部4bの対向位置には、振動板5を介して圧電素子6が貼付してある。フレキシブルプリントケーブル7のカバーレイ10の圧電素子6と対向すべき位置には、圧電素子の電極面6aよりも大面積の切欠部10aが設けてある。切欠部内には導電パターンの一部である端子部9aが位置している。端子部は電極面6aよりも小面積に形成してある。電極面6a上に導電性接着剤11を滴下して切欠部を電極面上に押圧すると、切欠部内で電極面6aと端子部9aとが直接当接し、その周囲を接着剤が取り囲んだ状態で接合される。これにより導電効率が高くなるとともに接着剤の使用料が少なくでき、接着剤がカバーレイの表面に流出しなくなるためショートの原因が除去される。
請求項(抜粋):
積層される1対の基板間に区画形成される複数の溝状のインク流路部と、これらの各インク流路部の中間位置に設けてある加圧室部と、上記各インク流路部の先端部に設けてあるノズルと、一方の上記基板に上記各加圧室部とそれぞれ対向するように配設してある圧電素子と、上記各圧電素子に電力を供給するフレキシブルプリントケーブルとを備えたインクジェットヘッドにおいて、上記フレキシブルプリントケーブルは、絶縁性のベースフィルムと、上記ベースフィルム上に設けられた導電パターンと、上記導電パターンの一部に設けられ上記圧電素子の電極面と接触して導通可能な端子部と、上記導電パターンを覆うように上記ベースフィルムに積層される絶縁性のカバーレイと、上記カバーレイに穿設され上記端子部を露出させる切欠部とを有し、上記切欠部は、上記圧電素子の上記電極面よりも大面積で上記電極面を囲むように形成してあることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/01
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 101 Z

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