特許
J-GLOBAL ID:200903084919461564

コンクリート内の鋼材を不動態化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064194
公開番号(公開出願番号):特開平7-232976
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 中性化及び/又は塩素含有により腐食したコンクリート内の埋設補強鋼材を経済的でかつ簡単で、制御性よく、確実に不動態化すること。【構成】 マイナス極として接続されている内部埋設補強鋼材とプラス極として接続されている外部分散電極との間に所定の電流供給を行う。埋設補強鋼材の表面積1平方メートルあたり少なくとも0.1アンペアの電流を一定時間内に継続して供給して、最大量で埋設補強鋼材の表面積1平方メートルあたり少なくとも約500アンペア・時間の積算電流供給を実行する。その結果、無垢表面をもつ鋼材は塩化物汚染がないアルカリ性のコンクリートに囲まれることになる。前記電気化学処理を終了した後、埋設補強鋼材は保護酸化層を形成して徐々に不動態化する。
請求項(抜粋):
コンクリートの表面に電導材を適用して分散電極を形成し、直流電圧供給源を前記電導材に接続してプラス極とし、埋設補強鋼材に接続してマイナス極とする、埋設補強鋼材をもつコンクリート内の補強鋼材を電気化学的に処理する方法であって、(a)前記直流電圧源に、プラス極である前記電導材とマイナス極である前記埋設補強鋼材との間に所定の電流を供給させる工程と、(b)前記埋設補強鋼材の表面積1平方メートル当たり少なくとも500アンペア・時間の電流を前記電極間に流す工程と、(c)前記埋設補強鋼材の表面積当たりの積算電流量の関数により、前記電流供給を終了する工程とから成る処理方法。
IPC (4件):
C04B 41/60 ,  C23C 26/00 ,  C25D 9/10 ,  E04G 23/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-093682
  • 特開昭61-221434

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