特許
J-GLOBAL ID:200903084919742547

アルミニウム含有金属複合材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082855
公開番号(公開出願番号):特開平7-323500
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 長期にわたって親水性・耐水性・耐水膨潤性を保持し、すぐれた防菌性・悪臭発生防止性を有する樹脂皮膜をAl含有金属材料上に均一に形成する。【構成】 Al含有金属基体表面に化成層を形成し、その上にスルホン酸基又はスルホン酸塩基などの親水性基を有する水溶性化合物の存在下における、アミド、ヒドロキシル又はカルボキシル基などの反応性官能基を有する水溶性架橋性重合体化合物と架橋剤との架橋反応により水不溶性三次元ネットワーク構造を有する樹脂層を形成し、このネットワーク構造中に、水溶性重合体化合物を保持し、その溶出を防止する。
請求項(抜粋):
(A)アルミニウム含有金属材料からなる基体と、(B)前記基体上に形成されたアンダーコート化成層と、(C)前記アンダーコート化成層上に形成されたアッパーコート樹脂層とを有し、前記アッパーコート樹脂層が、下記成分:(a)(i)それぞれアミド基、ヒドロキシル基およびカルボキシル基からなる群から選ばれた少なくとも1つの反応性官能基を有する80〜100モル%の主重合単位と、(ii)前記主重合単位(i)とは異なる0〜20モル%の追加重合単位とを有する水溶性・架橋性重合体化合物と、(b)前記重合体化合物(a)の反応性官能基と反応して、前記重合体化合物(a)の分子を互に架橋している架橋剤との、(c)(iii )それぞれスルホン酸基およびスルホン酸塩基からなる群から選ばれた少なくとも1つの親水性基を有する、10〜100モル%の主重合単位と、(iv)前記主重合単位(iii )とは異なる0〜90モル%の追加重合単位とを有する水溶性重合体化合物の存在下における架橋反応生成物を含有するものであり、前記架橋反応生成物において、前記架橋剤(b)により架橋された重合体化合物(a)の分子が、水不溶性三次元ネットワーク構造を形成しており、かつ、前記水溶性重合体化合物(c)の分子が、前記水不溶性三次元ネットワーク構造中に保持され、それにより水に対し実質的に非溶出性を示す、ことを特徴とするアルミニウム含有金属複合材料。
IPC (8件):
B32B 15/08 ,  C09D 5/00 PPG ,  C09D 5/00 PQM ,  C09D 5/00 PSD ,  C09D201/02 PDE ,  C23C 22/24 ,  F28F 13/18 ,  F28F 19/02 501

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