特許
J-GLOBAL ID:200903084936687720

定方向進化におけるエンドセレクション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-603365
公開番号(公開出願番号):特表2002-537836
出願日: 2000年03月09日
公開日(公表日): 2002年11月12日
要約:
【要約】本発明は、定方向進化(DirectEvolution(登録商標))の非確率的な方法の使用により、新規のポリヌクレオチド及びコードされたポリペプチドを得る方法を提供する。エンドセレクションに基づく方法の特定の利点は、突然変異誘発法により作製された子孫分子のライブラリーから全長ポリヌクレオチドを回収する能力である。これらの方法は、非確率的ポリヌクレオチド部位飽和突然変異誘発(Gene Site Saturation Mutagenesis(登録商標))及び非確率的ポリヌクレオチド再集合(GeneReassembly(登録商標))を含む。本発明は、最適化された物理的及び/又は生物学的な特性を有する新規酵素を得る方法を提供する。主張された方法の使用により、遺伝子ワクチン、酵素、小分子、及びその他の所望の分子を、所望の特性に向けて進化させることができる。例えば、遺伝子ワクチンとして使用するための、増加された効果を示すワクチンベクターを得ることができる。方法を使用することにより得られたベクターは、例えば、増強された抗原発現、増加した細胞への取り込み、増加した細胞内安定性、免疫応答を調整する能力等をもつことができる。さらに、本発明は、抗生物質、薬理療法、及びトランスジェニック形質の分野における多様な新規生物学的活性分子を得る方法を提供する。
請求項(抜粋):
(a)子孫ポリヌクレオチドセットを作製するため、出発ポリヌクレオチドセット又は親ポリヌクレオチドセットを突然変異誘発過程に供する段階;並びに(b)子孫ポリヌクレオチドセットの所望のサブセットを選択するため、子孫ポリヌクレオチドセットをエンドセレクションに基づくスクリーニング及び濃縮の過程に供する段階を含む、所望の特性を少なくとも一つ有するポリペプチドの作製及び単離のための方法であって、前記段階が、反復的に、かつ任意の順序及び組み合わせて実施されうり、エンドセレクションに基づく過程がライゲーション適合性末端を作製し、集合(assembly)及び/又は再集合(reassembly)突然変異誘発を達成するため、ライゲーション適合性末端の作製が、子孫ポリヌクレオチドセットのメンバー間の、好ましくは定方向ライゲーションである一つ又は複数の分子間ライゲーションを促進するために任意に使用され、ライゲーション適合性末端の作製が、子孫ポリヌクレオチドセットの発現ベクター系へのライゲーション及び発現クローニングを促進するようにはたらき、子孫ポリヌクレオチドセットの発現クローニングが、ポリペプチドセットを作製させるようにはたらき、作製されたポリペプチドセットが発現スクリーニング過程に供されうり、かつ子孫ポリペプチドセットの発現スクリーニングが、特異的酵素活性のような所望の特性を有する所望の種、例えば変異ポリペプチド又は代替的にはポリペプチド断片を同定するための手段を提供するような方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 9/96 ZCC
FI (2件):
C12N 9/96 ZCC ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (16件):
4B024AA20 ,  4B024BA07 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA20 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA14 ,  4B024GA25 ,  4B024HA01 ,  4B024HA06 ,  4B024HA20 ,  4B050CC04 ,  4B050GG01 ,  4B050HH01 ,  4B050HH02

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