特許
J-GLOBAL ID:200903084938676423

反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346370
公開番号(公開出願番号):特開平7-179784
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 セルロース系繊維材料又はそれを含有する繊維材料を均一に、少量の無機塩の添加で濃く、再現性良く染色又は捺染し、且つ優れた堅牢度の染色又は捺染物を与える反応染料組成物を提供する。【構成】 遊離酸の形で下式(I)など(式中、R1 、R2 は水素、アルキル、ウレイドなど、X1 はハロゲン、Y1 は-SO2 CH=CH2 、-SO2 CH2 CH2 OZ(Zはアルカリで脱離する基)、m1 〜m4 は1〜3の整数、nは0又は1を表す。)から選ばれる反応染料を含有し、黄色染料及び青色染料をそれぞれ少なくとも1種含有し、赤色反応染料を少なくとも2種含有する反応染料組成物及びそれを用いることを特徴とする染色又は捺染方法。
請求項(抜粋):
それぞれ遊離酸の形で下記一般式(I)乃至(VII)、【化1】〔式中、m1 は1〜3の整数、R1 及びR2 は各々独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基 またはウレイド基、R3 は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、Aは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X1 はハロゲン原子、Y1 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2CH2 Z1 (Z1 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化2】〔式中、m2 は1〜3の整数、R4 及びR5 はそれぞれに独立に水素原子、スルホ基、アルキル基又はアルコキシ基、R6 は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、Bは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X2 はハロゲン原子、Y2 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z2 (Z2はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化3】〔式中、nは0又は1、R7 は水素原子、アルキル基又はアルコキシ基、R8 は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、Dは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X3 はハロゲン原子、Y3 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z3 (Z3 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化4】〔式中、m3 は1〜3の整数、R9 は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、Eは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X4 は-NR10R11, -OR12(式中、R10、R11及びR12は互いに独立に水素原子、又はヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、スルホ基、スルファモイル基もしくはハロゲン原子で置換されてもよいアルキル、フェニル又はナフチル基を表す。)、置換されてもよいピリジニオ基、モルホリノ基又はピペリジノ基、Y4 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z4 (Z4 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化5】〔式中、R13は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、R14は-O-又素原子、Gは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、Meは原子番号が27〜29の金属イオン、X5 はハロゲン原子、Y5 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z5 (Z5 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化6】〔式中、Jは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、Y6 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z6 (Z6 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、【化7】〔式中、m4 は1〜3の整数、R16は水素原子又は置換されていてもよいアルキル基、Lは置換されていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X6 はハロゲン原子、Y7 は-SO2 CH=CH2 又は-SO2 CH2 CH2 Z7 (Z7 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、で示される反応染料群から選ばれる少なくとも4種の反応染料を含有する組成物にして、上記一般式(I)及び(II)で示される反応染料群から選ばれる黄色反応染料及び上記一般式(V)乃至(VII)で示される反応染料群から選ばれる青色反応染料をそれぞれ少なくとも1種含有し、上記一般式(III)及び(IV)で示される反応染料群から各々選ばれる赤色反応染料を少なくとも2種含有する反応染料組成物。

前のページに戻る