特許
J-GLOBAL ID:200903084938930303

電子レンジ用高周波電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-078571
公開番号(公開出願番号):特開平5-242962
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 起動制御回路を用いることなく起動時のマグネトロンへの印加電圧を抑制できる、電流共振型ハーフブリッジ回路を用いた電子レンジ用高周波電源装置を提供する。【構成】 第1及び第2のスイッチング素子6a,6bの直列回路,第1及び第2の共振用コンデンサ8a,8bの直列回路,2次巻線9bがマグネトロン10に接続された高周波トランス9により電流共振型ハーフブリッジ回路5を構成し、トランス9の1次巻線9aを流れる電流による電圧と基準電圧との差に相当する誤差電圧を誤差増幅器21より出力すると共に、この誤差電圧に比例する周波数のスイッチング信号を共振コントローラ29及びドライバ30より出力するように構成し、かつ、誤差増幅器21をトランス9の1次電流がほぼ零の時に最大周波数のスイッチング信号を発生させる誤差電圧を出力するように設定する。
請求項(抜粋):
商用電源によって駆動され、第1及び第2のスイッチング素子の直列回路と,該直列回路に並列接続された第1及び第2の共振用コンデンサの直列回路と,前記両スイッチング素子の接続点と前記両共振用コンデンサの接続点との間に接続された1次巻線及びマグネトロンに電圧を供給する2次巻線を有する高結合度の高周波トランスとを含む電流共振型ハーフブリッジ回路と、前記1次巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出電流によって得た電圧と前記マグネトロンの出力設定によって決定された基準電圧との差に相当する誤差電圧を出力する誤差電圧出力手段と、前記誤差電圧に比例する周波数で前記両スイッチング素子を交互にオンするスイッチング信号を発生するスイッチング信号発生手段とを備え、前記誤差電圧出力手段は、前記電流検出手段の検出電流がほぼ零の時に前記スイッチング信号発生手段より前記両スイッチング素子のスイッチング周波数範囲における最大周波数のスイッチング信号を発生させる誤差電圧を出力することを特徴とする電子レンジ用高周波電源装置。
IPC (2件):
H05B 6/68 320 ,  H02M 7/48
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-205734

前のページに戻る