特許
J-GLOBAL ID:200903084943957856

データ処理用半導体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261864
公開番号(公開出願番号):特開平5-100883
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 二重系構成で高信頼性コンピュータを構成した1チップマイクロコンピュータとしての半導体装置を得る。【構成】 マイクロコンピュータの処理結果を保持する一時記憶バッファ34を設け、内部の汎用レジスタ22の実際の更新を遅らせる。2組の同一処理を行った処理装置の出力信号を比較し、結果が不一致となり誤りが検出された場合、処理無効化割込36により一時記憶バッファ34に保持している誤りを含んだ処理結果を無効化し、内部汎用レジスタ22の更新を抑止する。同時に一時記憶バッファ34に保持された処理誤りの発生した命令番号に戻って命令実行を再開する。
請求項(抜粋):
データ処理用半導体装置において、命令の処理結果データを未確定データとして一時的に格納保持する一時記憶手段と前記一時記憶手段に格納された未確定データを対象として同処理を行った命令に後続する命令による同未確定データ使用有無検出手段と同未確定データ使用有無検出手段による同未確定データ使用有が検出されたとき前記後続命令の実行を待機する手段と前記一時記憶手段に保持された内容を出力した命令の演算誤り等に起因する処理無効化割込により前記一時記憶手段に格納された処理結果を出力した処理命令又はその先行命令の再実行手段とを備えたマイクロコンピュータを2重系で構成し、前記2重系の各マイクロコンピュータが同時に同じ命令を実行してそれらの処理結果が一致しない場合は前記処理無効化割込が発生し、それに基いて前記一時記憶手段の内容を出力した処理命令又はその先行命令に戻って再実行をすることにより瞬時故障からの回復処理も瞬時に行い、実質的に中断のない処理と処理結果を保証することを特徴とするデータ処理用半導体装置。
IPC (2件):
G06F 11/18 310 ,  G06F 11/18

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