特許
J-GLOBAL ID:200903084952266289

中/重荷重自動車用のタイヤのトレッドバンド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-034005
公開番号(公開出願番号):特開平7-251610
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 一種類の同一のタイヤを牽引車軸又は被動車軸に取り付け可能であるようにすること。【構成】 中/重荷重自動車用のトレッドバンドにおいて、トレッドバンドには中央リブ5c、中間リブ5b及び肩リブ5aという3対のリブを画成する周溝2a、2b、2cが設けられている。それぞれのブロック7b、7aが中央リブ及び中間リブに沿って画成され、これらのブロックは、横カット部8b、8aにより画成される。中央カット部8bは、それぞれのブロック7bに対して尖頭状の端部適合部分9及び中空の端部適合部分10を付与し、上記端部分の形状は互いに適合する。中間切欠き8aは、中央切欠き8bの直線状延伸部内を伸長し、それぞれのブロックに対して菱形の形状を付与する。タイヤはその回転方向を逆にするだけで駆動車軸又は被動車軸に交互に取り付けることが出来、中間ブロックにより牽引機能を増し、又は地面に接触する領域にて中央ブロック間に相互に楔状に嵌まる結果、方向性が向上する結果が選択的に達成される。
請求項(抜粋):
中/重荷重自動車用のタイヤのトレッドバンドであって、-トレッドバンド(1)のそれぞれの側縁(1a)と前記側縁(1a)から軸方向に離間されたそれぞれの周縁肩溝(2a)との間に拘束された少なくとも一対の周縁肩リブ(5a)と、-前記肩溝(2a)と前記肩溝自体から軸方向に離間した対応する中間の周縁溝(2b)との間にそれぞれ拘束された少なくとも一対の中間の周縁リブ(5b)と、-前記中間溝(2b)の間を周方向に伸長する少なくとも1つの中央リブ(5c)と、を備え、前記中間リブ及び中央リブ(5b、5c)の各々が、複数のそれぞれの中間及び中央の立上がりレリーフ又はブロックに分割され、これらのリリーフ又はブロック(7a、7b)が幅1mm以下であるそれぞれの中間及び中央の横方向カット部(8a、8b)により周方向に画成されたものであるタイヤのトレッドバンドにして、横方向中央カット部(8b)が、トレッドバンド(1)の軸方向伸長部分に、中間溝(2b)の間に拘束された少なくとも一つの指向的周縁領域(A)を画成し、トレッドバンド(1)が所定の転動方向(C)に回転するときに地面から伝達される反発力により生じる弾性的変形作用により、前記中央ブロック(7b)が次々に連結されるようにし、前記中間切欠部(8a)が方向領域(A)に関する横方向に対向する位置にて、少なくとも2つの牽引周縁領域(B)を画成し、トレッドバンド(1)が転動方向と反対の牽引又は駆動転動方向(T)に回転するときに、地面から伝達される反発力に起因する弾性的な変形な作用により、この領域内で少なくとも中間ブロック(7a)が相互に広がるようにしたことを特徴とするタイヤのトレッドバンド。
IPC (2件):
B60C 11/04 ,  B60C 11/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-007606
  • 特開平2-014905

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