特許
J-GLOBAL ID:200903084955730989

コークス用石炭の事前処理方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225535
公開番号(公開出願番号):特開平7-082568
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 コンベヤーベルトで搬送する乾燥炭からの蒸気発生を防止し、更にバグフィルターで回収した微粉炭を発塵しない状態に処理して、前記コークス炉に搬送して装入する。【構成】 加熱乾燥機で加熱乾燥した乾燥炭を冷却気体により蒸気発生限界温度以下に冷却すると共に粗粒分と微粉分に分級した後、この微粉炭に結合剤を添加して混練機で混練造粒する。そして、この混練造粒微粉炭をコンベヤーベルトの途中に設けた脱気用ロールプレスで圧下して該混練造粒微粉炭に随伴した気体を押出し、更に、これをコンベヤーベルト上に設けた圧下ローラーで圧下して塊状化して前記冷却粗粒炭と共に前記コークス炉に搬送する。
請求項(抜粋):
コークス用石炭を加熱し、該加熱炭を粗粒分と微粉分に分級し、該粗粒分を集塵設備を有する搬送工程を介してコークス炉に搬送すると共に前記微粉分に結合剤を添加して混練造粒し、該混練造粒微粉炭を圧下して塊体化した後、前記コークス炉に搬送するコークス用石炭の事前処理方法において、前記搬送工程を搬送する粗粒分の温度とその付着水分量との関係から前記集塵設備内で結露する結露下限温度を予じめ求めておき、前記加熱炭を粗粒分と微粉分に分級完了までの間に、該粗粒分を上記結露下限温度以下に冷却して、前記集塵設備内での結露を防止することを特徴とするコークス炉用石炭の事前処理方法。
IPC (2件):
C10B 57/00 ,  C10B 57/10

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