特許
J-GLOBAL ID:200903084957893281

慣性力駆動型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308045
公開番号(公開出願番号):特開平11-127584
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 所望の方向に確実に回転することができ、その所望の方向を両方向とすることができ、また任意の回転位置を強固に保持することのできる慣性力駆動型モータを提供すること。【解決手段】 伸縮する圧電素子12を介して慣性体13が取り付けられた、磁性体でなる回転ベースを有したロータ11に、当接するように電磁石15を設ける。圧電素子12の伸縮により、所望の回転方向とは反対の方向にロータ11を回転させるような回転力が発生する場合や回転位置を保持する場合には、電磁石15で大きな磁気吸引力を発生させ、ロータ11と電磁石15との間に発生する摩擦力を大きくする。また、所望の方向にロータ11を回転させるような回転力が発生する場合には、電磁石15で発生する磁気吸引力を小さくし、摩擦力を小さくする。
請求項(抜粋):
回転ベースと、該回転ベースに取り付けられ伸縮する圧電素子又は磁歪素子と、該圧電素子又は該磁歪素子を介して、前記回転ベースに固定される慣性体とを具備したロータを有し、該慣性体に発生する慣性力が、前記圧電素子又は前記磁歪素子を介して前記回転ベースに作用することにより、該ロータを回転させるようにした慣性力駆動型モータにおいて、前記回転ベースの近傍に磁気吸引力を発生する磁気発生手段を設け、かつ前記回転ベースの少なくとも、前記磁気発生手段の近傍となる一部が磁性体であり、前記磁気吸引力を前記ロータに与えることにより、前記ロータの摩擦力を可変とすることを特徴とする慣性力駆動型モータ。

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