特許
J-GLOBAL ID:200903084960575860

骨粗鬆症診断装置及び骨粗鬆症診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124989
公開番号(公開出願番号):特開平11-313820
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 簡易型で、診断精度を上げると共に、骨形状の精密測定をせずに、正確な骨の反射率を求める。【解決手段】 開示される骨粗鬆症診断装置は、セル61〜664からなる超音波トランスデューサユニットと、セル6nから超音波パルスを送信して骨及びステンレス球それぞれからのエコーをセル6mによって受信して検出した64×64個のエコー信号Smn(t)をフーリエ変換して得た64×64個のエコー信号Smn(ω)に関する方程式を成立させる骨及びステンレス球それぞれについての実数値λ及びそれに対応する関数φ(ω)を算出し、それらに基づいて骨の反射率を求めるパルス発生器81〜864,増幅器101〜1064,波形整形器111〜1164,A/D変換器121〜1264,CPU15とを備えてなる。
請求項(抜粋):
2次元的に任意に配置され、超音波パルスを被験者の生体内部に送信すると共に、測定部位である骨からのエコーを受信するためのN個(Nは2以上の自然数)の超音波変換要素からなる超音波トランスデューサユニットと、前記N個の超音波変換要素のうち、第n番目(n=1,2,......,N)の超音波変換要素から所定周波数範囲内の超音波パルスを送信させ、それに基づく前記骨からのエコーを第m番目(m=1,2,......,N)の超音波変換要素によって受信させる処理を前記N個の超音波変換要素について行うことにより前記N個の超音波変換要素から出力される(N×N)個のエコー信号Smn(t)を検出するエコー信号検出手段と、前記(N×N)個のエコー信号Smn(t)を(N×N)個のエコー信号Smn(ω)にフーリエ変換するフーリエ変換手段と、前記(N×N)個のエコー信号Smn(ω)に関する式(1)の方程式を成立させる実数値λのうち、絶対値の大きい方から数えて、単数又は複数の実数値λを求めると共に、前記単数又は複数の実数値λに対応する単数又は複数の関数φ(ω)を算出する算出手段とを備え、前記エコー信号検出手段は、反射率が既知であって、前記超音波トランスデューサユニットからの距離が前記超音波トランスデューサユニットから前記骨までの距離と略等しい位置に載置された物体に対して、前記N個の超音波変換要素のうち、第n番目(n=1,2,......,N)の超音波変換要素から所定周波数範囲内の超音波パルスを送信させ、それに基づく前記物体からのエコーを第m番目(m=1,2,......,N)の超音波変換要素によって受信させる処理を前記N個の超音波変換要素について行うことにより前記N個の超音波変換要素から出力される(N×N)個のエコー信号Smn(t)を検出し、前記フーリエ変換手段は、前記物体についての(N×N)個のエコー信号Smn(t)を(N×N)個のエコー信号Smn(ω)にフーリエ変換し、前記算出手段は、前記物体についての(N×N)個のエコー信号Smn(ω)に関する式(1)の方程式を成立させる実数値λのうち、絶対値の大きい方から数えて、単数又は複数の実数値λを求め、前記骨についての単数又は複数の実数値λ及び前記物体についての単数又は複数の実数値λに基づいて前記骨の反射率を求めることを特徴とする骨粗鬆症診断装置。【数1】式(1)において、φ*m(ω)はφm(ω)の複素共役、φn(ω)は規格化されている。
IPC (4件):
A61B 8/00 ,  A61B 10/00 ,  G06T 1/00 ,  H04R 1/34 330
FI (4件):
A61B 8/00 ,  A61B 10/00 R ,  H04R 1/34 330 B ,  G06F 15/62 390 D

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