特許
J-GLOBAL ID:200903084962422688

機械油圧式伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153640
公開番号(公開出願番号):特開平10-331946
出願日: 1988年05月31日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 油圧馬力を省エネ化でき、コンパクト化でき、かつ自動的に、高速時に機械的な動力伝達のみを行えて油圧式伝動装置の動力損失をほぼゼロにでき、一方、低速時に正逆転を円滑に行える機械油圧式伝動装置を提供する。【解決手段】 機械油圧式伝動装置において、入力軸に油圧ポンプを連結し、油圧モータと出力軸との間に第1クラッチ(17)を、入力軸と歯車列との間に第2クラッチ(31)を設けると共に、出力軸の回転速度を検出する速度センサ(24)と、速度センサからの回転速度が所定値以下のとき第1クラッチの接続指令と第2クラッチの切断指令とを出力し、一方、回転速度が所定値以上のとき第2クラッチの接続指令と第1クラッチの切断指令とを出力し、速度指令手段からの指令速度に応じ、かつ正逆回転指令手段から正逆回転指令に応じて第1、第2クラッチの断続指令を出力する制御部(21)とを備えた。
請求項(抜粋):
動力源(1) に接続した入力軸(2) と、入力軸(2) に対して並列配置した出力軸(15)と、少なくとも1列の歯車動力伝動手段(32,33) を入力軸(2) と出力軸(15)との間に配置した機械式伝動装置(30)と、油圧ポンプ(11)とこの油圧ポンプ(11)からの吐出油を受けて出力軸(15)に動力を伝える油圧モータ(13)を入力軸(2) と出力軸(15)との間に配置した油圧式伝動装置(10)とを有する機械油圧式伝動装置において、入力軸(2) に油圧ポンプ(11)の軸を直接あるいは間接的に連結し、油圧モータ(13)の軸と出力軸(15)との間に設けた歯車動力伝動手段(14,16) に第1クラッチ(17)を、入力軸(2) と出力軸(15)との間に設けた機械式伝動装置(30)における歯車動力伝動手段(32,33) に第2クラッチ(31)を設け、出力軸(15)の回転速度を外部から指令する速度指令手段(28)と、出力軸(15)の正逆回転方向を外部から指令する正逆回転指令手段(27)と、出力軸(15)の回転速度を検出する速度センサ(24)と、この速度センサ(24)からの回転速度信号を受けて走行開始時又は減速停止時を含めた出力軸(15)の回転速度が所定値以下のときは第1クラッチ(17)を接続する指令を出力すると共に第2クラッチ(31)を切断する指令を出力し、一方、回転速度が所定値以上のときは第2クラッチ(31)を接続する指令を出力すると共に第1クラッチ(17)を切断する指令を出力する制御部(21)とを備えたことを特徴とする機械油圧式伝動装置。
IPC (2件):
F16H 47/02 ,  F16H 3/74
FI (2件):
F16H 47/02 C ,  F16H 3/74 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-097519
  • 特開昭55-006077

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