特許
J-GLOBAL ID:200903084966619915

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327250
公開番号(公開出願番号):特開平6-144269
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 操舵機構の収斂性や原点復帰性を高め、かつ操舵の応答性を向上させる。【構成】 ステアリングシステム状態推定部30によって検出した4つのパラメータによって補償値演算部33で操舵特性を補償する補償値、すなわちモータ6とハンドル1のそれぞれの位置(角度)、速度(角速度)を把握し、この状態に応じて各々の減衰力や復元力を補償するための値を演算してアシスト指令部20の出力(基準電流指令値)に加算し、電流目標値として電流制御部40に供給してモータ6の駆動を制御する。これにより、モータとハンドルの各々の減衰力や復元力を補償する補償値を変化させ、操舵機構の収斂性、原点復帰性および操舵力に対する舵角の追従性を改善し,応答性を高める。
請求項(抜粋):
操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生する操舵補助モータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいてアシスト指令を作成し、このアシスト指令により前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記モータの回転速度を検出するモータ速度検出手段と、前記モータが原点にあることを検出するモータ原点検出手段と、前記モータ速度検出手段、モータ原点検出手段および前記操舵トルク検出手段の出力に基づいてモータ位置を算出するモータ位置算出手段と、該モータ位置算出手段、前記モータ速度検出手段および前記操舵トルク検出手段の出力に基づいてステアリング・ホイールの速度と位置を推定するステアリング・ホイール状態推定手段と、該ステアリング・ホイール状態推定手段、前記モータ位置算出手段、前記モータ速度検出手段、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて操舵特性を補償する補償値を演算する補償値演算手段とを設け、前記制御手段は、補償値演算手段によって演算された補償値によって前記アシスト指令を補正して前記モータの駆動を制御することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00

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