特許
J-GLOBAL ID:200903084967974484
話者音質変換方法および話者音質変換装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
上柳 雅誉
, 藤綱 英吉
, 須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-139494
公開番号(公開出願番号):特開2005-266823
出願日: 2005年05月12日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】話者声質変換後の音声の品質向上を図る手段を提供する。【解決手段】変換前話者(話者A)が発話する変換対象音声のLPC係数を、移動ベクトルに基づいて変換後話者(話者B)のLPC係数空間に変換したとき、前記移動ベクトルに基づいて変換後話者のLPC係数空間に変換されたLPC係数に最も距離の近い変換後話者の特徴データを求め、求められた変換後話者のLPC係数を、前記変換すべき音声の変換後LPC係数として用い、その変換後LPC係数と前記変換前話者の音声データから得られる単位波形対応のパルスとを基に音声合成する。また、計算量削減する手法として、LPC係数空間をコードブック化して複数の領域分割し、処理対象のLPC係数が存在する領域またはそれに近接する領域内において距離計算を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ある話者(変換前話者という)の音声を他の話者(変換後話者という)の音声の声質に変換する際に、変換前話者と変換後話者がそれぞれ発話する複数の話者性変換用単語の音声データを所定時間のフレーム単位で分析してそれぞれのフレームごとに特徴データを求め、変換前話者特徴データと変換後話者の特徴データとの対応付けを行い、その対応付けにより変換前話者のそれぞれの特徴データごとに変換後話者の対応する特徴データに対する移動ベクトルを予め求めておき、この移動ベクトルに基づいて変換前話者が発話する変換対象音声を変換後話者の特徴データ空間に変換して、変換後の特徴データを求め、その変換後の特徴データと前記変換前話者の変換対象音声データから得られる単位波形対応のパルス列とに基づいて音声合成を行う話者声質変換方法において、
前記変換前話者が発話する変換対象音声の特徴データを、前記移動ベクトルに基づいて変換後話者の特徴データ空間に変換したとき、前記移動ベクトルに基づいて変換後話者の特徴データ空間に変換された特徴データに距離の近い変換後話者の特徴データを求め、求められた変換後話者の特徴データを、前記変換対象音声の変換後特徴データとして用い、その変換後特徴データと前記変換前話者の変換対象音声データから得られる単位波形対応のインパルス列とを基に音声合成することを特徴とする話者声質変換方法。
IPC (1件):
FI (1件):
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