特許
J-GLOBAL ID:200903084969336779

脂肪族アルコールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510837
公開番号(公開出願番号):特表平8-504762
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】(a)エステル化条件に保持されたエステル化ゾーンを設け;(b)該エステル化ゾーンに対して、(i)少なくとも1つの脂肪酸を含有する脂肪酸供給材料、および(ii)少なくとも1つの脂肪族アルコールを含有する脂肪族アルコール供給材料を供給し;(c)エステル化ゾーン中で脂肪酸と脂肪族アルコールを反応させて、脂肪酸と脂肪族アルコールとからなる少なくとも1つの高沸点エステルを生成させるとともに、実質的に脂肪酸を含有しないエステル化生成混合物を生成させ;(d)エステル水素化触媒の固定床を有し、かつエステルの水素化条件に保持された少なくとも1つの水素化ゾーンを設け:(e)該エステル化生成混合物の少なくとも1つの高沸点エステルを、少なくとも1つの水素化ゾーン中で液相水素化することにより、脂肪族アルコールを含有する流出流を形成し;(f)水素化ゾーンからの流出流における脂肪族アルコールの一部分をエステル化ゾーンに再循環させて、さらに高沸点のエステルを生成した後;(g)流出流の他の部分を脂肪族アルコールを含有する生成物流として回収することを特徴とする脂肪酸からの脂肪族アルコールの製造方法。
請求項(抜粋):
(a)エステル化条件に保持されたエステル化ゾーンを設け;(b)該エステル化ゾーンに対して、(i)少なくとも1つの脂肪酸を含有する脂肪酸供給材料、および(ii)少なくとも1つの脂肪族アルコールを含有する脂肪族アルコール供給材料を供給し:(c)エステル化ゾーン中で脂肪酸と脂肪族アルコールを反応させて、脂肪酸と脂肪族アルコールとからなる少なくとも1つの高沸点エステルを生成させるとともに、実質的に脂肪酸を含有しないエステル化生成混合物を生成させ;(d)エステル水素化触媒の固定床を有し、かつエステルの水素化条件に保持された少なくとも1つの水素化ゾーンを設け;(e)該エステル化生成混合物の少なくとも1つの高沸点エステルを、少なくとも1つの水素化ゾーン中で液相水素化することにより、脂肪族アルコールを含有する流出流を形成し;(f)水素化ゾーンからの流出流における脂肪族アルコールの一部分をエステル化ゾーンに再循環させて、さらに高沸点のエステルを生成した後;(g)流出流の他の部分を脂肪族アルコールを含む生成物流として回収することを特徴とする脂肪酸からの脂肪族アルコールの製造方法。
IPC (8件):
C07C 31/02 ,  B01J 31/10 ,  C07C 29/149 ,  C07C 31/125 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/48 ,  C07C 69/24 ,  C07B 61/00 300

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