吸光ラベルを用いる尿中疾患マーカータンパク質の迅速・簡易検出方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：重信和男 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-105742
公開番号（公開出願番号）：特開2002-156377
出願日： 2001年04月04日
公開日（公表日）： 2002年05月31日
要約：

【要約】【課題】多発性骨髄腫の診断マーカーとして有用なベンスジョーンズタンパク質(BJP)などの尿中疾患マーカーの塩基性タンパク質を、高感度、簡便迅速に検出及び/又は測定可能な、微量のタンパク質の検出方法及び試薬を提供する。【解決手段】尿試料中のBJP を、水溶性ポリマー及びカチオン修飾型ポリマーを用いる水性二相分配で、他の尿中のタンパク質からBJP を抽出分離する工程と、目的タンパク質のBJP を含む抽出相を洗浄する工程と、抽出されたBJP を色素と反応させる工程を含む方法及びそのための測定試薬セット。BJP-色素結合体の呈色を水溶性ポリマーの共存下増感作用で、定性及び/又は定量的に分析、評価可能で、腎前性タンパク質に属し、疾患診断マーカーBJP などの等電点の高い塩基性タンパク質を固相抽出/色素結合で、高感度、簡易迅速に検出及び測定できる。

請求項（抜粋）：

多発性骨髄腫に伴い且つ尿中に排泄されるベンスジョーンズタンパク質の検出方法であって、(1) 尿試料中のベンスジョーンズタンパク質を水性二相分配により共存する他のタンパク質から抽出分離する工程、(2) 分取されたベンスジョーンズタンパク質を含有する相を吸光ラベル化のための色素と混合する工程、(3) 加熱により過剰の色素を沈殿させる工程、及び(4) 吸光ラベル化によって呈色したタンパク質を測定する工程を含有することを特徴とするベンスジョーンズタンパク質の検出方法。

IPC (6件)：

G01N 33/493 , G01N 21/78 , G01N 33/483 , G01N 33/50 , G01N 33/68 , G01N 33/58

FI (6件)：

G01N 33/493 A , G01N 21/78 C , G01N 33/483 C , G01N 33/50 T , G01N 33/68 , G01N 33/58 Z

Fターム (32件)：

2G045AA16 , 2G045AA26 , 2G045BA01 , 2G045BA11 , 2G045BB03 , 2G045BB08 , 2G045BB25 , 2G045BB52 , 2G045BB60 , 2G045CB03 , 2G045DA36 , 2G045DA78 , 2G045FA26 , 2G045FA29 , 2G045FB05 , 2G045FB07 , 2G045FB11 , 2G045GC10 , 2G045GC12 , 2G054AA07 , 2G054AB05 , 2G054AB07 , 2G054BA01 , 2G054BA04 , 2G054BB01 , 2G054BB13 , 2G054CA23 , 2G054CE02 , 2G054EA04 , 2G054EB01 , 2G054GA03 , 2G054GB01

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