特許

J-GLOBAL ID：200903084977455485

カメラ用のレンズ鏡胴

発明者： 柳沼 大祐 ,  大関 義行
出願人/特許権者： 日本電産コパル株式会社
代理人 (1件)： 篠原 泰司 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-176133
公開番号（公開出願番号）：特開2000-009985
出願日： 1998年06月23日
公開日（公表日）： 2000年01月14日
要約：

【要約】【課題】ヘリコイドねじの螺合部から進入してくる光の量を効果的に抑制することができるカメラ用のレンズ鏡胴を提供すること。【解決手段】光軸Oを中心にして回転される筒状回転部材9の内周面には、三つの欠条帯Aを有するようにしてヘリコイドねじ9bが形成されている。また、各欠条帯Aの一部には、ヘリコイドねじの螺条に沿って夫々一つの遮光壁9cが形成されている。他方、内部にレンズを取り付けたレンズ筒の外周面にも、同様に、三つの欠条帯を有するようにしてヘリコイドねじが形成されている。そして、筒状回転部材9とレンズ筒とは螺合されており、筒状回転部材9を回転させるとレンズ筒が光軸O方向へ移動されるように構成されている。従って、筒状回転部材9の停止状態において、筒状回転部材9の欠条帯Aとレンズ筒の欠条帯が対向しても、遮光壁9cがあるので、それらの間から進入してくる光の量が抑制される。

請求項（抜粋）：

光軸の軸方向に沿った複数の欠条帯を有するようにして内周面にヘリコイドねじが形成されており光軸を中心にして回転させられる筒状回転部材と、光軸の軸方向に沿った複数の欠条帯を有するようにして外周面に前記ヘリコイドねじに螺合するヘリコイドねじが形成されており内部にはレンズを取り付けていて前記筒状回転部材の回転によって光軸の軸方向に直線的に作動させられるレンズ筒とを備えたレンズ鏡胴において、前記欠条帯の少なくとも一つに、ヘリコイドねじの螺条に沿って少なくとも一つの遮光壁が形成されていることを特徴とするカメラ用のレンズ鏡胴。

IPC (2件)：

G02B 7/04 ,  G02B 7/02

FI (2件)：

G02B 7/04 D ,  G02B 7/02 D

Fターム (4件)：

2H044AD01 ,  2H044BD03 ,  2H044BD14 ,  2H044BD20

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 鏡枠移動機構
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-300402   出願人：オリンパス光学工業株式会社
• レンズ鏡胴
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-159385   出願人：コニカ株式会社
• レンズ鏡筒とレンズ保持枠
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-272086   出願人：株式会社ニコン
• 特開昭60-084519