特許
J-GLOBAL ID:200903084985095919

内燃機関の燃料噴射時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106963
公開番号(公開出願番号):特開平6-317209
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】排気吹き返しによるデポジットの発生及び燃料噴射手段の損傷を防止することを可能とする。【構成】VVT23はステップモータ25の駆動により吸気バルブ9の開閉タイミングを連続的に調整する。吸気バルブ9が最遅角側で開閉される場合には、基本開始時期及び基本終了時期がそれぞれ目標開始時期及び目標終了時期として設定される。VVT23が駆動制御され吸気バルブ9が進角側で開閉される場合には、両基本時期からそれぞれ変位角を減算した値が目標開始時期及び目標終了時期として設定される。従って、吸気バルブ9の開きタイミングにかかわらず、その開き以前に燃料噴射が完了し、吸気バルブ9の開きタイミングと燃料噴射時期とが重なることがない。そのため、バルブオーバーラップ量が大きくなったとしても、吸気バルブ9の開時には、吸気バルブ9に溜まっていた燃料が排気吹き返しによって好適に気化される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを、連続的に調整可能な可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記可変バルブタイミング機構を駆動制御する駆動制御手段と、前記内燃機関に燃料噴射を行う燃料噴射手段と、前記吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングの変化に応じて、燃料噴射時期を制御するために前記燃料噴射手段を駆動制御する噴射制御手段とを備えた内燃機関の燃料噴射時期制御装置において、前記吸気バルブの開きタイミングよりも以前に前記燃料噴射手段による燃料噴射が完了するように、前記噴射制御手段を制御する噴射時期補正制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射時期制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/34 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 45/00 312
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-143431
  • 特開平2-264140
  • 特開平4-143431
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