特許
J-GLOBAL ID:200903084992281531

X線管装置の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020725
公開番号(公開出願番号):特開平10-223141
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 X線管収容容器21への絶縁油の充填工程にかかる時間を短縮し、X線管収容容器21に適正油量の絶縁油を充填する。【解決手段】 上方から油タンク31、油量調整タンク35、補助タンク38、接続治具41の順に上下関係を設定する。脱気手段44,47で脱気し、脱気を継続させながら油タンク31の絶縁油を自重で流出させてX線管収容容器21に充填する。絶縁油がX線管収容容器21、接続治具41および補助タンク38を満たして油量調整タンク35に達し、絶縁油の油量を油量検知手段36で検知する。温度検知手段39で検知される絶縁油の温度によりX線管収容容器21に充填する適正油量を求める。適正油量と油量検知手段36で検知される油量とに応じて、油量調整手段58を制御し、X線管収容容器21に適正油量の絶縁油を充填する。
請求項(抜粋):
絶縁油が溜められる油タンクと、この油タンクの絶縁油を選択的に流出させる流出手段と、前記油タンクよりも低い位置に配設され、前記流出手段を通じて絶縁油が導かれる油量調整タンクと、この油量調整タンクに設けられ、該油量調整タンクから下流側に導かれた絶縁油の油量を検知する油量検知手段と、前記油量調整タンクよりも低い位置に配設され、該油量調整タンクから絶縁油が導かれる補助タンクと、この補助タンクに設けられ、絶縁油の温度を検知する温度検知手段と、前記油量調整タンクよりも低い位置に配置されるX線管収容容器に着脱自在に接続され、前記補助タンクから導かれる絶縁油をX線管収容容器に充填させる接続治具と、前記油タンクからX線管収容容器にわたる各タンクおよびそれらを接続する配管系の脱気を行なう脱気手段と、前記X線管収容容器の絶縁油が充填される内容積を可変させる油量調整手段と、前記脱気手段により脱気を行なわせるとともに、この脱気を継続させながら前記流出手段により油タンクの絶縁油を流出させる充填制御手段と、前記温度検知手段で検知される絶縁油の温度によりX線管収容容器に充填する適正油量を求め、この適正油量と前記油量検知手段で検知される油量とに応じて油量調整手段を制御する油量制御手段とを具備していることを特徴とするX線管装置の製造装置。

前のページに戻る