特許
J-GLOBAL ID:200903084997276218

ビデオサーバ装置及び同装置におけるビデオ送信サービスのスケジューリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214567
公開番号(公開出願番号):特開平11-069311
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】同一タイトルに対する散発的な送信要求と集中的な送信要求のいずれにも効率的な対応が図れるようにする。【解決手段】クライアントからの送信要求を処理する際、スケジュール制御部124は送信予定タイトル管理領域208を参照し、要求されたタイトルの送信予定付きの待ち行列がなければ、該当ビデオデータを直ちに要求元に送信させ、同時に次の送信予定を、現在時刻と、タイトル再生時間記憶領域201、最大同時送信ストリーム数記憶領域202及び基準遅延時間記憶領域203の各設定値等に基づき決定し、その送信予定を持つ待ち行列を送信予定タイトル管理領域208に登録する。一方、待ち行列があれば、対応する要求を当該行列に登録し、送信予定時期が到来すると、当該行列中の全送信要求元クライアント装置に該当ビデオデータを送信させると同時に当該行列を空にして送信予定を更新する。
請求項(抜粋):
種々のタイトルのビデオデータを保持し、そのうちのクライアント装置から要求されたタイトルのビデオデータを要求元のクライアント装置に送信するビデオサーバ装置において、各クライアント装置からの同一タイトルに対する送信要求を受け付ける送信要求待ち行列を当該タイトルの送信予定時期を表す送信予定時刻情報と共に各タイトル別に記憶・管理するための送信予定タイトル管理・記憶手段と、クライアント装置から送信要求を受けた場合に、その送信要求で要求されたタイトルに対応する送信要求待ち行列が前記送信予定タイトル管理・記憶手段に記憶されているならば、その送信要求を当該送信要求待ち行列に登録して、要求元の前記クライアント装置へのビデオデータ送信を遅延させる遅延手段と、クライアント装置から送信要求を受けた場合に、その送信要求で要求されたタイトルに対応する送信要求待ち行列が前記送信予定タイトル管理・記憶手段に記憶されていないならば、そのタイトルのビデオデータを直ちに前記ビデオサーバ装置から要求元の前記クライアント装置に送信させる第1の送信手段と、前記送信予定タイトル管理・記憶手段内を繰り返し参照して、前記送信予定時刻情報の表す送信予定時期が到来したタイトルに対応する前記送信要求待ち行列を検出する送信予定時期到来タイトル検出手段と、前記送信予定時期到来タイトル検出手段により検出されたタイトルに対応する前記送信要求待ち行列に登録されている全ての送信要求元のクライアント装置に当該タイトルのビデオデータを前記ビデオサーバ装置から送信させる第2の送信手段と、前記第1の送信手段によるビデオデータの送信開始時には、当該ビデオデータと同一のタイトルに対する送信要求を受け付ける送信要求待ち行列を当該タイトルの次の送信予定時期を表す送信予定時刻情報を付して前記送信予定タイトル管理・記憶手段内に生成・記憶し、前記第2の送信手段によるビデオデータの送信開始時には、当該ビデオデータのタイトルに対応する前記送信要求待ち行列を空にすると共に、当該待ち行列に対応する前記送信予定時刻情報を次の送信予定時期を表すように更新するタイトル送信予定設定手段とを具備することを特徴とするビデオサーバ装置。
IPC (3件):
H04N 5/93 ,  G06F 13/00 351 ,  H04N 7/173
FI (3件):
H04N 5/93 E ,  G06F 13/00 351 C ,  H04N 7/173

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