特許
J-GLOBAL ID:200903084997626537

延性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-119294
公開番号(公開出願番号):特開2001-003150
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 連続溶融亜鉛めっきラインを利用して、自動車部品用素材として十分な延性を有する高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.3 〜1.8 %、Mn:1.0 〜3.0 %を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板に、一次熱処理後MS 点以下の温度まで急冷する一次工程と、二次熱処理後急冷する二次工程とを施したのち、溶融亜鉛めっき処理を施し急冷する三次工程により、体積率で20%以上の焼戻マルテンサイト、2%以上の残留オーステナイトおよびフェライト、低温変態相からなる複合組織とし、鋼板表面に溶融亜鉛めっき層を形成する。なお、溶融亜鉛めっき処理後5°C/sec 以上の冷却速度で300 °Cまで冷却するのが好ましく、また溶融亜鉛めっき処理後合金化処理を施してもよい。
請求項(抜粋):
鋼板表層に溶融亜鉛めっき層または合金化溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板が、質量%で、C:0.05〜0.20%、 Si:0.3 〜1.8 %、Mn:1.0 〜3.0 %を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、焼戻マルテンサイト、残留オーステナイト、フェライトおよび低温変態相からなる複合組織を有し、かつ前記焼戻マルテンサイトを体積率で20%以上、前記残留オーステナイトを体積率で2%以上含むことを特徴とする延性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (7件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/38 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40
FI (7件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46 J ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/38 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40
引用特許:
審査官引用 (8件)
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