特許
J-GLOBAL ID:200903085002521009

排気通路の開閉バルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008759
公開番号(公開出願番号):特開平6-213016
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 開閉バルブの上流側から下流側への排気ガスの漏れを防止できると共に、作動ロッドが挿通される排気管部分から排気ガスが外部に漏れ出てしまうような不具合の発生を防止することができ、しかも、開閉バルブの開弁に要する作動力が小さくて済み、特にパティキュレートバルブを備えた排気浄化装置等に適用して好適な排気通路の開閉バルブ装置を提供する【構成】 開閉バルブ3を、第1弁体部材16と、シート面19を有する基体部20、ボックス形状部21、第1弁体部材収容用中空部22、作動ロッド挿通孔23、及び連通孔24a,24b,24cを有する第2弁体部材17との2部材にて構成すると共に、第1弁体部材16を作動する作動ロッド7を圧力の低いバルブ下流側Qに配置する。
請求項(抜粋):
作動ロッドをその軸線方向に沿って往復移動させて開閉バルブを作動させることにより排気通路の開閉操作を行うようにした開閉バルブ装置において、(A) 前記作動ロッドに一体に設けられた第1弁体部材と、(B)a.前記排気通路内の弁座部に圧着されるシート面を有する基体部、b.前記基体部に一体に形成されたボックス形状部、c.前記基体部とボックス形状部とで囲まれた第1弁体部材収容用の中空部、d.前記排気通路のバルブ下流側と前記中空部とを連通するように前記基体部に設けられた作動ロッド挿通孔、e. 前記排気通路のバルブ上流側と前記中空部とを連通するように前記ボックス形状部に設けられた連通孔、をそれぞれ具備する第2弁体部材と、により前記開閉バルブを構成すると共に、前記作動ロッドをバルブ下流側に配置し、前記作動ロッドの復動時には、前記作動ロッドに常時作用する復動用附勢力及び前記排気通路のバルブ上流側の排気ガス圧力にて前記第2弁体部材の作動ロッド挿通孔が前記第1弁体部材により閉塞されると共に前記第2弁体部材のシート面が前記排気通路内の弁座面に圧着されて閉弁状態となり、前記作動ロッドの往動始期には、前記第1弁体部材の往動開始に伴って前記作動ロッド挿通孔が開かれてバルブ上流側の排気ガスが前記連通孔及び作動ロッド挿通孔と前記作動ロッドとの間の隙間を順次通ってバルブ下流側に流れる状態となり、前記作動ロッドの往動完了時には、前記第2弁体部材が前記第1弁体部材にて作動されて前記第2弁体部材のシート面が前記排気通路内の弁座面から離間されて開弁状態となるように構成したことを特徴とする排気通路の開閉バルブ装置。
IPC (3件):
F02D 9/06 ,  F01N 7/08 ZAB ,  F16K 31/122

前のページに戻る