特許
J-GLOBAL ID:200903085045801056

酸素センサ素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265688
公開番号(公開出願番号):特開平9-113480
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 被測定ガス中に鉛成分がある場合でも、鉛の被毒を確実に防止し、長期間にわたり安定した性能を維持できる酸素センサ素子を提供すること。【解決手段】 酸素センサ素子は、ジルコニアを主成分とするセラミック管1の内側表面に白金からなる内側電極2を設けるとともに、セラミック管1の外側表面に白金からなる外側電極3を設け、更に外側電極3の表面に保護構造4を設けたものである。この保護構造4は、外側電極3の表面から、内側保護層5、鉛トラップ層6、外側保護層7が順次積層されたものである。このうち、内側保護層5は、セラミックからなる多孔質の層であり、鉛トラップ層6は、触媒金属として白金を担持したセラミックからなる多孔質の層であり、外側保護層7は、気孔容積0.02〜0.3cc/gの範囲で、且つ厚さ20〜1000μmの範囲のセラミックからなる多孔質の層である。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を有する固体電解質基体の一方の面に基準ガス側電極を、他方の面に検出ガス側電極を形成し、更に、該検出ガス側電極の表面側にセラミックからなる多孔質の内側保護層を、該内側保護層の表面側に鉛トラップ物質を含む多孔質の鉛トラップ層を、該鉛トラップ層の表面側にセラミックからなる多孔質の外側保護層を形成した酸素センサ素子において、前記外側保護層の気孔容積を0.02cc/g以上0.3cc/g以下とし、且つその厚さを20μm以上1000μm以下としたことを特徴とする酸素センサ素子。

前のページに戻る