特許
J-GLOBAL ID:200903085048897429

パワートレーンの総合制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310698
公開番号(公開出願番号):特開平5-139188
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 出力特性可変エンジンの出力特性切換え制御と自動変速機の変速制御とをミスマッチが生じないよう総合制御する。【構成】 要求駆動力変化量検出手段はアクセルペダル操作から運転者の要求駆動力変化量を検出する。実情最大駆動力演算手段は現在の変速段及びエンジン出力特性の組合せで得られる最大駆動力を求め、可能最大駆動力演算手段は現在の変速機出力回転において取り得る変速段及びエンジン出力特性の組合せで夫々得られる最大駆動力を求める。最大駆動力差演算手段はこれら実情最大駆動力及び可能最大駆動力の差を演算する。最適変速段/出力特性決定手段は最大駆動力差が要求駆動力変化量に最も近くなるような変速段及びエンジン出力特性の組合せを求め、切り換え実行手段はこの組合せが達成されるよう自動変速機及びエンジンを総合制御する。
請求項(抜粋):
スロットル開度に対する複数の出力特性を切換え使用する出力特性可変エンジンと、複数の変速段を切換え使用する自動変速機とのタンデム結合になるパワートレーンにおいて、運転者が要求する駆動力の変化量を検出する要求駆動力変化量検出手段と、現在の変速段及びエンジン出力特性の組合せで得られる最大駆動力を求める実情最大駆動力演算手段と、現在の変速機出力回転において取り得る変速段及びエンジン出力特性の組合せで夫々得られる最大駆動力を求める可能最大駆動力演算手段と、これら手段により求めた実情最大駆動力及び可能最大駆動力間の差を夫々求める最大駆動力差演算手段と、この最大駆動力差が前記要求駆動力変化量に最も近くなる変速段及びエンジン出力特性の組合せを求める最適変速段/出力特性決定手段と、この組合せとして決定した制御出力を達成するための切換え実行手段とを具備してなることを特徴とするパワートレーンの総合制御装置。

前のページに戻る