特許
J-GLOBAL ID:200903085051883668

マイクロタイター試料管用ホールダ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254023
公開番号(公開出願番号):特開平8-112087
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【課題】 試料管用のホールダ組立体を、マイクロタイター・プレート判の実験設備と適合可能にし、かつ試料管には動きの自由を保証して、成分によって異なる熱膨張率の差を補償し得るようにする。【解決手段】 トレー21の垂直端壁35には、2つのスロット34が間隔をおいて設けられ、スロット間には凹所36が水平に延びている。トレーにはめ込み可能の保持体40は、試料管32用のトレーの穴24に対応する穴44と、トレーの端壁に対応する端壁52とを有している。保持体両側端壁のU字形取っ手脚部は、保持体がトレーにはめ込まれるさいに、それぞれスロット内へ滑りばめされる。2個の脚部の間の保持体端壁区域から突出するタブは、保持体がトレーにはめ込まれるさいに、トレー端壁の凹所にそれぞれスナップばめされる。保持体端壁の細長いスロットのため、U字形取っ手に指圧力が加わると端壁が内方へたわみを生じる。
請求項(抜粋):
複数マイクロタイター試料管をルーズに保持するプラスチック製ホールダ組立体において、試料管を受容する複数の穴を有するトレーが備えられ、このトレーが垂直の両側端壁を有し、これら端壁のそれぞれには、垂直に延びる2つのスロットが間隔をおいて設けられ、これらスロットの間には凹所が水平に延びており、また、前記トレー内には着脱可能にはめ込み可能の保持体が備えられ、この保持体が、試料管を受容する前記トレーの穴に対応する複数の穴と、前記トレーの端壁に対応する垂直の両側端壁とを有しており、更に、前記保持体端壁のそれぞれには水平方向外方へ延びるU字形取っ手が設けられており、これら取っ手がそれぞれ2個の脚部を有し、これら脚部は、前記保持体が前記トレー内にはめ込まれるさいに、それぞれ前記スロット内へ滑りばめされ、更にまた、各1個のタブが、前記2個の脚部の間の保持体端壁区域から、水平方向外方へ突出しており、前記タブは、前記保持体がトレーにはめ込まれるさいに、トレー端壁の凹所内にそれぞれスナップばめされ、更に前記保持体が、前記各端壁に平行かつ直接隣接する細長いスロットを有しており、これによって、前記U字形取っ手に内向きの指圧力が加わると、前記保持体端壁が内方へたわみを生じ、前記凹所からタブが外れ、前記トレーからの前記保持体の取り外しが容易になることを特徴とする、マイクロタイター試料管用ホールダ組立体。
IPC (4件):
C12M 1/00 ,  C12M 1/24 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68

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