特許
J-GLOBAL ID:200903085053586865

方向性電磁鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-051367
公開番号(公開出願番号):特開平5-009666
出願日: 1991年03月15日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】方向性電磁鋼板の鉄損を小さくし、そのような鋼板を安価に製造する。【構成】Si: 1.5〜3.0 %、Mn: 1.0〜3.0 %、酸可溶性Al: 0.003〜0.015 %で、かつ Si(%) - 0.5×Mn (%) ≦ 2.0で、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物としてのCおよびNが合計で0.0020%以下、Sが0.01%以下である方向性電磁鋼板。この鋼板はC:0.01%以下、N: 0.001〜 0.010%(他の組成は上記と同じ)のスラブを下記?@〜?Dの工程で処理することによって製造できる。?@ 熱間圧延を行う工程、?A 熱間圧延のまま、または熱間圧延後に焼鈍してから、1回または中間焼鈍を挟んだ2回以上の冷間圧延を行う工程、?B 連続焼鈍により一次再結晶をおこさせる工程、?C N2を含む雰囲気中で 825〜925 °Cの温度域で4〜100 時間保持し二次再結晶をおこさせる工程、?D H2雰囲気中で 925°Cを超え、1050°Cまでの温度域で4〜100 時間保持し純化する工程。【効果】図示のように、C+Nの量が0.0020%以下になると鉄損が劇的に低下する。
請求項(抜粋):
重量%で、Si: 1.5〜 3.0%、Mn: 1.0〜3.0 %、酸可溶性Al: 0.003〜0.015 %で、かつ Si(%) - 0.5×Mn (%) ≦ 2.0で、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物としてのCおよびNが合計で0.0020%以下、Sが0.01%以下である方向性電磁鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 303 ,  C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06

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