特許

J-GLOBAL ID：200903085053693270

歯付ベルト

発明者： 社浦 恒夫 ,  大川 廣之
出願人/特許権者： 三ツ星ベルト株式会社
代理人 (1件)： 西川 惠清 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-347848
公開番号（公開出願番号）：特開平11-182632
出願日： 1997年12月17日
公開日（公表日）： 1999年07月06日
要約：

【要約】【課題】 歯形不良を増加させることなく、また耐久性を低下させることなく、ゴムの滲み出しを抑えることができる歯付ベルトを提供する。【解決手段】 心線1を埋設したベルト本体2に長手方向に沿って複数の歯部3を設け、歯部3表面及び歯底部4を歯布5で被覆して形成される歯付ベルトに関する。歯布5として、緯糸5aと経糸5bの単位当たりの総デニール数の比が緯糸/経糸=0.5〜1.0であり、レゾルシン-ホルマリン-ラテックス液のみで処理した帆布を用いる。ゴム引きした歯布5を用いる場合のような被覆ゴムのゴム粉の飛散の問題がなくなると共に、歯布5の経糸5aの広がりを防止することができる。

請求項（抜粋）：

心線を埋設したベルト本体に長手方向に沿って複数の歯部を設け、歯部表面及び歯底部を歯布で被覆して形成される歯付ベルトにおいて、歯布として、緯糸と経糸の単位当たりの総デニール数の比が緯糸/経糸=0.5〜1.0であり、レゾルシン-ホルマリン-ラテックス液のみで処理した帆布を用いるようにしたことを特徴とする歯付ベルト。