特許
J-GLOBAL ID:200903085055725692

無段変速機の組立方法および組立装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182467
公開番号(公開出願番号):特開平10-026197
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 ワークを反転させることなく、作業性の良好なベルトおよびプーリによる無段変速機の組立てを行う。【解決手段】 溝幅を狭める方向に押圧力が付勢されるセカンダリプーリ2のV字状溝12の溝幅を拡大させ、両プーリ1,2の軸方向位置を相対的に移動させて相互にオフセットさせると共に、両プーリ1,2を相互に近付けた後に、ベルト9を装架する。そして前記押圧力によりベルト9に付与される張力を除去するストッパ15を位置させた上で、両プーリ1,2相互の軸方向位置および軸間距離をケーシング組込み時の状態にして、セカンダリプーリ2のV字状溝12の溝幅の拡大を解除し、ベルト9が装架された状態の両プーリ1,2を前記押圧力によりベルト9に付与される張力を除去しつつそのまま移動させて、ケーシングに組み込む。
請求項(抜粋):
固定傾斜面をもつ固定部が設けられるシャフトと、前記固定傾斜面と共にV字状溝を形成し前記シャフトの軸方向に摺動可能に設けられる可動傾斜面をもつ可動部とをそれぞれ備えた第1のプーリおよび第2のプーリと、これら第1のプーリおよび第2のプーリのV字状溝に装架されるベルトとを有し、前記可動傾斜面を移動させて前記V字状溝の溝幅を変えることによりプーリ比を変化させ得る無段変速機の組立方法において、次の工程を有することを特徴とする無段変速機の組立方法:(a)前記V字状溝を狭める方向に前記可動傾斜面に押圧力が付勢される前記第2のプーリの前記V字状溝の溝幅を前記押圧力に抗して拡大する工程;(b)前記第1のプーリおよび第2のプーリの軸方向位置を相対的に移動させて相互にオフセットさせると共に、両プーリを相互に近付ける工程;(c)前記ベルトを前記第1のプーリおよび第2のプーリのV字状溝に装架する工程;(d)前記押圧力により前記ベルトに付与される張力を除去するストッパを位置させる工程;(e)前記第1のプーリおよび第2のプーリ相互の軸方向位置および軸間距離をケーシング組込み時の状態にする工程;(f)前記第2のプーリの前記V字状溝の溝幅の拡大を解除する工程;(g)前記ベルトが装架された状態の前記第1のプーリおよび第2のプーリを移動させ、ケーシングに組み込む工程。
IPC (2件):
F16H 7/24 ,  F16H 9/16
FI (2件):
F16H 7/24 ,  F16H 9/16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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