特許
J-GLOBAL ID:200903085062377381
ガスタービンと組合せたセメント廃熱回収発電設備
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170024
公開番号(公開出願番号):特開平6-042703
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 簡潔な構成によって、セメント廃熱を利用した、より熱効率の高い発電設備を提供する。【構成】 SP廃熱ボイラと、AQC廃熱ボイラと、ガスタービンと、ガスタービン廃熱回収熱交換器と、中圧フラッシャと、低圧フラッシャと、蒸気タービン駆動発電機とを具備し、高圧・高温蒸気と中圧・中温蒸気と低圧蒸気とを発生させて発電機駆動用蒸気タービンを駆動することによって発電設備の熱効率を高める。
請求項(抜粋):
通常のエアークエンチングクーラシステムを有するセメント焼成プラントにおいて、蒸発器とエコノマイザとを有するサスペンションプレヒータ廃熱回収ボイラと、給水を加熱して熱水を生成するものであるエアークエンチングクーラ廃熱回収ボイラと、ガスタービンと、高温過熱器と中温過熱器と給水加熱器とを有するガスタービン廃熱回収熱交換器と、中圧フラッシャと、低圧フラッシャと、蒸気タービン駆動発電機とを具備し、サスペンションプレヒータ廃熱回収ボイラにおいて、当該ボイラに流入するガスの温度および要求されるガス出口温度、ガス流量から定まる蒸気蒸発圧力(蒸発管内飽和温度)を定めて当該ボイラの蒸発量に相当する給水量を当該ボイラのエコノマイザに供給し、上記エコノマイザによって給水を蒸発飽和温度を越えない温度まで加熱し、蒸発器内で飽和蒸気を発生させ、発生させた飽和蒸気を上記ガスタービン廃熱回収熱交換器の高温過熱器に導入して500°C以上に過熱し、エアークエンチングクーラ廃熱回収ボイラにおいて約200°Cの熱水を生成させ、上記熱水と前記ガスタービン廃熱回収熱交換器の加熱器において生成された熱水とを合流させて中圧フラッシャに導入させ、中圧飽和蒸気を生成させてガスタービン廃熱回収熱交換器の中温過熱器に導入して蒸気タービンの膨張線上、当該圧力に対応する蒸気温度に相当する温度まで過熱し、上記中圧フラッシャ内の熱水を更に低圧のフラッシャに導入して低圧の飽和蒸気を生成し、上記高温・高圧の過熱蒸気を発電機駆動用蒸気タービンに供給するとともに中温・中圧の蒸気および低圧の蒸気をそれぞれ発電機駆動用蒸気タービンの途中段に混気することを特徴とするガスタービンと組合せたセメント廃熱回収発電設備。
IPC (3件):
F22B 1/18
, C04B 7/44
, F01K 27/02
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