特許
J-GLOBAL ID:200903085072347057

ナットのいたずら防止金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130962
公開番号(公開出願番号):特開平11-311235
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 被締め付け部材へ取り付けられたボルト、ナットのいたずらによる取り外しを防止すること。【解決手段】 いたずら防止金具1を、ボルトBの端部に螺合する固定リング2と、ボルトBの端部とナットNとを覆って固定リング2に係止される保護キャップ3とで構成する。固定リング2の外径はナットNの外径より大きくする。保護キャップ3は、ナットN及びボルトBの突出端部を内部に隠す椀状部7と、この椀状部7を固定リング2に係止する係止部8とを有する。係止部8は複数の折り返しばね片8aで構成する。折り返しばね片8aは椀状部7の開放側端縁から椀状部7の内側へ傾斜して立ち上がり、先端部の配列内径が固定リング2の外径より小さく形成する。保護キャップ3を固定リング2の上部に被せて打ち込めば、折り返しばね片8aが固定リング2のナットN側に係合して抜け止めする。
請求項(抜粋):
被締め付け部材へ取り付けられたボルト、ナットのいたずらによる取り外しを防止するために、ボルト、ナットへ装着される金具であって、少なくとも一部がナットより大径で、ナットから突出したボルトの突出部へ螺合される固定リングと、この固定リング、前記ナット及びボルトの突出端部を内部に封止し、内部において固定リングに係止される保護キャップとを具備し、前記保護キャップは、少なくともその一部の内径が、前記固定リングの外径より小さく、固定リングの外側へ拡径しつつ打ち込まれたときに、前記固定リングを通過して固定リングのナット側の面に係合するように構成されていることを特徴とするナットのいたずら防止金具。

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